約 2,940,485 件
https://w.atwiki.jp/gearsofwar2/pages/81.html
Act.3 垂れ込める暗雲 登山 Marcus:Control, you have anything from Jack yet? マーカス:コントロール、ジャックからの情報はまだか? Anya:Affirmative, Delta. You need to follow the old logging road up the mountain until it ends. If the data is correct, you should be able to find the entrance to the mountain from there. アーニャ:あったわ、デルタ。古い伐採道路を道なりに辿って行って。 データが正しければ、山への入り口はその先にある筈よ。 Marcus:Roger that, Control. Delta out. マーカス:了解だ、コントロール。デルタ アウト。 Cole:We find the entrance, then what?! コール:入り口が見つけたら? Marcus Find the stronghold, activate Jack's beacon... and then rain hell on those bastards. マーカス:奴らの要塞を見つけて、ジャックのビーコンを起動する…それから総攻撃だ。 Baird Sounds so easy in theory, doesn't it? ベアード:ずいぶん簡単に言ってくれるねぇ? 戦闘開始 Dom:Troikas up ahead! Keep it steady, Marcus! ドム:トロイカだ! ふらふらすんなよ、マーカス! (ダメージを受けると) Baird:Smoking tank-not good! ベアード:煙が出てる…マズいぞ! (ダメージを受けると) Baird:I'm starting repairs. Keep 'em off us! ベアード:修理の邪魔させんなよ! (ダメージを受けると) Baird:The tank is burning, Marcus! You wanna die?! ベアード:タンクが相当ヤバいぜ、マーカス!死にてぇのか?! (修理完了) Baird:Fixed! What would you do without me? ベアード:よっしゃ!俺が居なけりゃどうなってたか。 (修理完了) Baird:Okay, tank's fine now. You ever thought of learning how to fix a vehicle? ベアード:よし、タンクはもう元気だぞ。お前ら、今まで乗り物を直す方法を学ぼうとしたことがあるか? (修理完了) Baird:All fixed... thanks to me! You're welcome! ベアード:よっしゃ…俺のお陰だな!礼はいらんよ! Reaver! リーバーだ! Dom:C'mon we gotta follow the road! ドム:道に沿っていかないとだぜ! Cole:Whoo! コール:ヒャッホゥ! Dom:If they have outposts up here, then we gotta be goin' the right way! ドム:基地があるってことは、これで合ってるんだよな! Marcus:We got a jump coming up! マーカス:この先でジャンプするぜ! Dom:Use some juice, Marcus! ドム:踏み込め、マーカス! Cole:Whoo! Oh, hell yeah! コール:わお!ひゃっほー! 氷の湖を渡る Dom:I don't know about driving a tank over an icy lake, Marcus... ドム:こいつで氷の上はどうかと思うぜ、マーカス… Marcus:We got no choice, Dom. マーカス:他に道がないんでね、ドム。 Dom:The ice is breaking! ドム:氷が割れてきたぞ! Dom:Nice driving, Marcus! うまいぞ、マーカス! Marcus:Reavers! リーバーだ! Cole:Ah shit, I don't know if this shit's gonna hold! コール:ああおい、ヤバいんじゃねぇのかこれ! Marcus:It'll hold! マーカス:行けるさ! 2つ目の湖を渡り終える Baird:That was way too close, man! Next lake, I'm driving! ベアード:マジでヤバかったぞ!次は俺が運転してやる! Marcus:Next lake you're swimmin'! マーカス:お前は泳げ! シーダー発見 Dom:Seeders, up on the ridge! ドム:シーダー、尾根の上だ! Anya:Delta, this is Control. You should be seeing a bridge just ahead. That's the way you want to go. アーニャ:デルタ、こちらコントロール。もう少し行くと橋が見えてくるわ。そこを渡って。 Marcus:Roger, Control, thanks. マーカス:了解だ、コントロール。 壊れた橋に着く Dom:There's no way we're getting over that! ドム:どうやって渡れってんだよ! Marcus:There's gotta be a way across. マーカス:何とかするさ。 ジャンプ Cole:Yeah! コール:よっしゃ! Marcus:Shit! マーカス:ちくしょーーっ! Marcus:Reaver! マーカス:リーバーだ! Dom:And another! ドム:もう一匹だ! Marcus:And another! マーカス:まだいるぞ! Dom:There's another! ドム:まだいるぞ! 洞窟入り口 Dom:There, I think that's the entrance! ドム:あれだ、あれが入り口だぜ! Marcus:We're gonna have to take out that barricade! マーカス:よし、バリケードを突破するぞ! ローカスト:コッチヘ来イ! Baird:Dom, hit the tower! ベアード:ドム、タワーを狙え! Cole:Tower's 'bout to fall, man! Hit it again! コール:もうちょっとだ、タワーを倒せ! Baird:Oh yeah! ベアード:よっしゃ! Dom:Got it! ドム:やったぜ! 洞窟内部に侵入 Marcus:Control, Delta here, we're entering Mount Kadar. Comm signal's probably gonna go patchy soon. マーカス:コントロール、デルタだ。カダール山に入った。この先は無線が厳しいかも知れん。 Anya:Roger Delta, keep me posted if you can. アーニャ:ラジャデルタ。出来るだけ連絡をして。 Marcus:Wilco, Delta out. マーカス:了解だ。デルタ アウト。 Baird:Okay, we're in! Now what? ベアード:よーし、入ったぞ!で、どうする? Marcus:Now we keep our eyes out for Locust. We're back on their home turf, so shape up! マーカス:ローカストに倒しまくるのさ。俺ここは奴らのホームだからな、気を抜くな! Cole:Ain't no sweat, baby, 'cause I always like away games. コール:任せとけ。俺はアウェイに強いんだ 暗闇に突入 Baird:Great! It's gonna be real easy to shoot things now. ベアード:こりゃいいや!こんだけ視界が良けりゃ撃ち放題だぜ。 Cole:Yo, somebody turn on the lights! Can't have no game without lights! コール:オイライトつけろよ!暗闇じゃゲームは無理だぜ! Marcus:Happy? マーカス:満足か? Dom:Corpser, look out! ドム:コープサーだ!危ない! Cole:At least it's not another freaky-ass worm! コール:またワームの化けモンかと思ったぜ! Baird:Watch it! ベアード:危ない! Baird:Hey, Mom, Dad-are we there yet? ベアード:ママー、パパー、まだ着かないの? Baird:Watch it! ベアード:危ない! Cole:Yo man, stay away from the edge, a'ight? コール:おい、端に寄りすぎるなよ? コープサー3体戦 Marcus:Ah shit! Baird, we lost power! マーカス:クソっ!ベアード、止まっちまったぞ! Baird:No shit! ベアード:マジかよ! Dom:C'mon, Baird, hurry it up! ドム:頼むぜ、ベアード、急げ! Baird:I'm trying, get off my back! ベアード:やってるさ。黙ってろ! Baird:Okay, give it a try! Shoot it! ベアード:よし、これでどうだ。 撃て! Cole:We got to be gettin' close with all these big-ass guard dogs around. コール:このケツのでけぇ番犬が出てきたって事は俺達は近づいてきたってことだな。 Marcus:It's funny, Cole-that's what I was thinking. マーカス:気が合うな、コール。俺もそう思うぜ。 ブルマック遭遇 Marcus:Incoming! マーカス:来るぞ! Dom:Brumak! ドム:ブルマックだ! クリアイベント Marcus:Only one way to go now... マーカス:行くしかねぇな… Cole:Are you crazy, Marcus?! コール:正気か、マーカス?! Oh shit! おいマジかよ! Baird:We're not gonna make it! ベアード:こりゃムリだって! Cole:Here we go! コール:おら行くぜ! Baird:That's it, no more jumps! All right? ベアード:おい、これで最後にしろよ!いいな? Cole:Ha ha! C'mon, baby, let's do it again! Uh oh, I think Baird just pissed himself... コール:ハッハー!最高だぜベイビー!おっと…ベアード、ちびっちまったか?ハッハー!
https://w.atwiki.jp/gow3wiki/pages/43.html
小ネタ イースターエッグや便利な小ネタなど。 小ネタ 全般キック いただきだ ブームショットとディガーランチャーのリロード ドムの髭 ランベントチキン 白いキャップ 滑り台 ティッカー対決 ホーン ニワトリ銃 ソードオフチキン 2コン使用方法 マルチプレイ敵の援軍だ Bullet Marshでラームの贈り物 Checkoutの火災警報スイッチ Checkoutでレッチのダンス Clock Towerのドムの髭 Depthsの歌う魚 'Forces of Nature'マップパック Elemental Cleavers Easter Egg GridlockでMad World Gridlockの豚の丸焼き Mercyのドムとマリアの写真 Mercyの鐘 Old Townのカボチャをヘッドショット Rust Lungのシルバーバック The Slabのネズミと謎の声 Thrashballのスコアボード バグギアーズオブウォー3・海の中に入る方法 シルバーバック ドラッジ御神体化バグ エアライダー ランベントドローンにローカストスペシャル処刑をすると… コメント 全般 キック ティッカーとポリープは近くでBを押すとキックして蹴り飛ばす事ができる。 蹴り飛ばされた敵は動きが止まるので落ち着いて倒せる。 ポリープの場合、しばらく放置すると勝手に死ぬ。 ニワトリもキックして倒すことが出来る。判定は小さめ。 レトロチャージでもぶつかる。停止してしまうため対戦では注意。 いただきだ 初めてジェイスに会った後、彼が叩いていた自販機の前でXを押すと、 マーカスがキックをして、あの落ちなかったお菓子が落ちてくる。 ブームショットとディガーランチャーのリロード ブームショットやディガーランチャーのリロードを武器切替で中断すると何故か3つマガジンが落ちる。 連続して行うと周りが空マガジンだらけになりシュール。 ドムの髭 キャンペーンAct-1 プロローグ (難易度インセイン限定) 夢の中でのローカストとの戦闘で、常にドムに密着したまま戦闘を終える。 すると、その後のカットシーンに登場するキャラクターにドムのような髭が生える。 ランベントチキン 4つのパイプの中を撃ち続けるとニワトリが現れる。 そのまま倒すと花びらが舞い、高ポイントを獲得出来る。 死なないようある程度撃ちこむと、ランベント化する。 口から火を吹くトンデモチキンになるので、高難易度では止めておこう。 白いキャップ キャンペーン Act-1 Chapter-3 白いキャップ(帽子)をかぶることができる。前向きと逆向きの選択が可能。 複数箇所に配置されている。帽子を被るとムービー中にも表示される。 一つ目は公園に入る直前のトラックの荷台。 二つ目はスーパーのカウンターの内側で、スイッチを押すとコールのポップから声がでる戸棚のすぐ近く。 三つ目はAct-1 Chapter-4援助開始直後のトラックの荷台。 滑り台 キャンペーン Act-1 Chapter-3 一度だけ滑り台で遊べる。コールのみ。 なお滑り台そのものは歩いて登れる。 ティッカー対決 Act-2 Chapter-4の多数のティッカーが檻に閉じ込められているエリア。 そこでの戦闘が終わると、入り口から見て右手にある小窓にオレンジの光が灯る。 その小窓を調べるとローカスト達の面白い光景を見ることができる。 ソロプレイと協力プレイとでは流れる映像が異なる。 ホーン Act2-3のホーンはXで鳴らす事ができる。 勿論敵に発見されるが、アーケードでは点数稼ぎに便利。 ニワトリ銃 日本語版での名前はクラックショット。 ブームショットの弾の代わりにニワトリが発射される。 性能はブームと同じ模様。別武器扱いなのでブームから弾薬は補給できない。 弾数4のクラックショットが計4つ支給される。 ソードオフチキン Act-4 Chapter-1にて、ある位置にヘルメットが置かれているのでそれを狙撃すると隠し部屋が開く。 そこにあるゲーム筐体を数回蹴るとミニゲーム「Sawed Off Chicken」が遊べる。 その部屋には他に、弾薬(大)とドーンハンマーが置いてある。 オンラインの場合は起動したプレイヤーのみ遊べる。 2コン使用方法 コントローラーが2つある場合は、画面を上下分割でプレイ出来る。 これを利用し、プライベートモードでも各種リボンやメダルの獲得が出来る。 方法: ローカルパーティー以外を選択していた場合、2つ目のコントローラを起動し、何かボタンを押すと、ローカルパーティーへ変更するように聞かれるので、1コンでA[OK]を押す。(右上のパーティータイプがローカルへ変更される) 2つ目のタグが「サインインしていません」と表示されるので、2コンのYボタンを押す。 サインイン出来るタグのリストが表示されるので、ゲスト Xbox Live を選択する。 サインインの状態が変更されたと言われる。A[OK]を押す。 タイトル画面に戻されるので、STARTボタンを押す 右上のパーティータイプが「招待のみ」へ変更され、2つ目のタグが 1コンのタグ[1] と表示される。 以上 マルチプレイ 対戦、Horde、Beastで可能。 敵の援軍だ リスポン(復活場所)が入れ替わると、プレイキャラクターが「敵の援軍だ」「敵の増援だ」と喋る。 Bullet Marshでラームの贈り物 発電機を壊してクリルが出現してる間、3箇所のクリルの中に刀が出現するので刀に近づいてXボタンを押す。(順番はランダム?) 3本作動させたらマップ西側のLS付近の地面に刀が出現するので近づいてXボタンを押す。 すると、自身がクリルに包まれた後、特殊仕様のバルカン砲が装備される。 Checkoutの火災警報スイッチ マルチャー配置位置付近(カウンター裏)にスイッチがある。 スイッチを押すとけたたましい警報音が店内に鳴り響く。 Checkoutでレッチのダンス マップ内に点在するスイッチで、特定の手順を踏んでいくと、レッチのダンスが見られる。 ちなみに、手順の途中で取得する消火器は設置武器扱いなので、Hordeだと有料($900)。 Clock Towerのドムの髭 逆SP周辺に立っている石像の持った本のようなものに描かれているCOGマークをボルトックピストルで撃つと、ドムの叫び声と共に石像の頭部が炎上する。 これを4つの石像で行うと石像に髭が生え、空に髭のシルエットが浮かぶ。その他の武器では出来ない。 ホードモードではこれ以後、Waveの開始と終了、全滅、マップの階段部分を敵が通過する等の特定の条件でドムのセリフが再生されるようになる。 Depthsの歌う魚 ディガーランチャーを使い海中にある2つの壺を破壊したあとCOGスポーン地点にあるピアノを数回弾くとスイッチが出現する。 そのスイッチを押すと横に飾られている魚が歌を歌い始める。 'Forces of Nature'マップパック Elemental Cleavers Easter Egg DLC'Forces of Nature'マップにはElemental Cleaverという特殊効果(見た目・性能両方)がついたクリーバーがある。(Horde限定) これは普通にある訳ではなく、各イースターエッグ同様手順を踏む事で出現する。 このクリーバーを用いて累計25キルすると実績"エレメンタル"が解除される。(途中で手放すと通常のクリーバー扱いになり、カウントされない?) 近接攻撃は通常のクリーバー同様使用回数が減るが、エレメンタルクリーバーは衝撃波でも攻撃でき、それを当てても使用回数は減らない。 エレメンタルの名の通り、火や水、といったエフェクトがついている。マップ毎に違う。 (Aftermath:水、Artilley:雷、Jacinto:火、Raven Down:雪) なおCoveにはクリーバーが無い代わりに、Beastモード限定のイースターエッグあり。 GridlockでMad World 灰になった人々を破壊しないで次のラウンドに進むと、GoW1で使用されたMad Worldが流れる。 また、それ以降のラウンドで灰になった人々の周囲に花が咲く。 Gridlockの豚の丸焼き マップ見取り図にレストランと書かれている建物の中を覗くと、奥で豚が丸焼きにされているのを見ることができる。 横でその豚を刺している棒を持つ灰になった人間を破壊すると、豚がハンドルごとクルクル回りだす。 Mercyのドムとマリアの写真 マッチ開始から5分くらい経過すると鐘の音が鳴る。それと同時に教会内にドムとマリアの写真が出現する。 それを撃って壊すとドムのすすり泣く声が聞こえる。 Mercyの鐘 配置されている鐘を銃で撃つと鳴り響く。 鐘はハンドガンが配置してある場所と教会を上に設置されている。 Old Townのカボチャをヘッドショット 残念ながらヘッドショット音が削除されてしまった日本語版だが、 Old Townのマップ中央に配置されているカボチャを破壊するとヘッドショット音がなる。 Rust Lungのシルバーバック 4 30経つとシルバーバックを使用出来る。 The Slabのネズミと謎の声 運動場にあるボールを死刑執行室の金網の穴から奥に入れると 謎の声と共に部屋の奥からネズミが出てくる。ネズミを殺すと画面に血飛沫がつく。 Thrashballのスコアボード スコアボ-ドの数字は、各チームのキル数の合計。(左側がCOG、右側がローカスト) Wingmanプレイ時は4チーム対決のせいか、数字は表示されない。 数字が100に達するとスコアボードが勝手に落下し、コールが歌うラップが流れる。 バグ マルチプレイの悪質なバグは掲載禁止 ギアーズオブウォー3・海の中に入る方法 http //www.nicovideo.jp/watch/sm15721727 シルバーバック シルバーバックに乗っていて降りたときに、なぜかワイヤーにずっと引っかかっている状態になることがある。 ※編集コメントから抜粋。「SBから下りるときワイヤーがあると発生するみたい。細かい位置まではよくわからなかったがバグが発生したら、SBでワイヤーを跨ぐようにして SBから下りれば元に戻る。」とのことです。 上のとは違い、歩いたり走ったりしても立っているモーションに固定され、銃が撃てなくなる。原因不明。 弾を撃ってもダメージがはいらないときがある。はいっていないと思ったら撃ち直すことをお勧めする。 ドラッジ御神体化バグ ホードモードにて下半身が変異したドラッジ(通称タワードラッジ)をキルすると、 極々希にだがCGモデルだけが爆発寸前の状態でそのWaveの間中残り続けることがある。 あくまで見た目のみで内部的には普通にキルされているので、攻撃も当たらずキャラクターもすり抜ける。 ちなみにホスト・クライアント関係なく全員に見え、見た目が微妙に神々しくオブジェっぽいので発生したらラッキー(?)。 ただ大柄で眩しいのでエイムの邪魔になるかも知れない。 エアライダー ホードモードにて、ボスのリーバーが狭い出入り口などに引っかかる特定のマップで出現すると 何故か上に乗っているリーバーライダーだけが離れた位置で搭乗姿勢のまま空中浮遊している時がある。 前作のホードでビーストライダーが空中浮遊していたバグ(エアマウント)に似ている。 そのままでもシュールだが、攻撃して倒すとさらに謎のポーズ(?)で空中浮遊したまま絶命するのでますますシュールな光景になる。 リーバーを先に倒すと通常通り一緒に死ぬので気付きにくいが、しっかりトルクボウで攻撃はしてくるので不意打ちされないように注意。 ランベントドローンにローカストスペシャル処刑をすると… 通常ランベントドローンはプレイヤー側がCOGのストーリーモードかホードでしか出てこないので ローカストスペシャル処刑をかけるのを見る機会はないが(BOTのローカストにもローカストスペシャル処刑が出る武器を持った種類がいない)、 とあるバグを使うとホードでローカストキャラクターを使うことが可能で実際に処刑をかけることも出来る。 ランベントドローンには頭部以外の欠損状態のCGモデルが用意されていないので(ミートシールドしても頭部以外欠損状態にならない)、 腕が引きちぎれずに異様に伸びた状態でペチンペチン叩かれるというとてつもなくシュールな光景になる。 コメント 自分が経験した時はガンカーの液を喰らい強制排出された時 銃は撃てましたが移動カバーアクションが非常に遅くなり死ぬまで治りませんでした - 名無しさん 2011-11-03 00 26 51 ホードで、ダッシュしながら施設近くでY押すと硬直無しで購入・アップグレード出来るってのは小ネタになる?連続してアップグレードするときは意味無いけど、修復時に微妙~に使える。 - 名無しさん 2011-11-05 01 30 29 bullet marshのクリルってどうやって出すんですか? - 名無しさん 2011-11-25 16 23 48 ブームショットの側の黄色い発電機を壊すと出てくる - 名無しさん 2011-11-25 16 31 36 bullet marshのイースターエッグ動画つべに来てるね - 名無しさん 2011-11-26 11 50 38 これだな。 ttp //youtu.be/OlF7Ci2A0Is - 名無しさん 2011-11-28 10 26 01 拾う剣の発生はランダムなんですかね - 名無しさん 2011-11-29 00 52 54 剣の発生はランダムで同じ場所では出ないみたいです。出たり出なかったりするので気長にためしてみてください - 名無しさん 2012-02-12 01 00 09 シルバーバックに乗りながら、最後の剣を取るとシルバーバックに乗った状態でバルカン砲使える。ブレがす - 名無しさん 2012-04-24 01 03 58 なんでhはずすの?馬鹿? - 名無しさん 2011-12-05 23 19 47 リンク先を特定できないようにする為 馬鹿はお前 - 名無しさん 2011-12-14 22 13 00 プライベートマッチでカンタス選択して放置してるとヴィーボーシェーみたいな事言ってるんですけどなんて言ってるんですかね。わからないけど凄くかっこいい・・。 - 名無しさん 2012-04-05 08 36 23 「殺せ」じゃないか? …英語版でやってるなら解らんが。 - 名無しさん 2012-04-05 15 47 10 日本語版で確認しました。何種類かあるみたいで、かつかなり甲高い声で叫びますね。歩いてるだけでも言ってるように思えます。 - 名無しさん 2012-04-06 13 00 04 今時hをはずす人って・・・(驚き) - 名無しさん 2012-08-12 11 55 54 レトロでRB二回素早く押すとマガジンが2つ落ちるぜ - ベンジャミン 2013-04-10 00 37 59 ローカストになれるバグってなんですか? - 名無しさん 2016-07-03 11 30 00 当時ランベントドローンに~のネタ書いた者だけど、自分でも気になったから2chホードスレの過去ログ漁って当時まとめた詳細確認してきた。発生させるとまともにプレイは出来なくて、部屋を落とすにも最悪電源オフかサインアウトするしかなくなる微妙なバグだからここには書かなかったと思う。需要あれば今でも出来るかどうか検証した上で載せようと思うんだけどどうかな - 名無しさん 2016-07-03 19 00 29 需要あるんじゃないですかね - 名無しさん 2017-03-13 01 14 38 名前 小ネタと関係ないコメントはご遠慮下さい。
https://w.atwiki.jp/gears4/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/gow3wiki/pages/35.html
初めにキャンペーン、ホードとの違い 上級者の動きを見て学ぼう 初心者がよくやってしまうクセを治そう 予備知識カバーが生命線 Pリロの重要性 パーティー確認方法。 一部の武器は、動きながら撃つと集弾性が落ちる。 ヒップショット(腰だめ撃ち) 弾の出る位置 体力 弾のリロード 強武器の重要性 重要テクニック 武器の特性を把握する武器間のバランスを知ろう アサルトライフルのススメ ショットガンの有効範囲と威力 グレネード系は有効に使おう 初めに 面白そうなゲームだから買ったのに、オンラインでわけも分からない内にボッコボコ・・・もう心が折れそうです・・・と思っているそこの君。 しかし、思い通りにキャラを動かせるようになったら、必ず面白いと思えるようになることは大多数の人々が保証済みなので、どうか長い目でプレイして頂きたい。 キャンペーン、ホードとの違い キャンペーン(ストーリーモード)やホードでは敵の体力は回復しません。つまり時間をかけても何時かは敵の体力は0になって倒れます。 が、対戦の場合は敵の体力の仕様も自分と同じだということを忘れないでください。 致死量に近いダメージを与えても遮蔽物の向こう側に隠れてしまわれると体力を回復されてしまいます。逆に自分もどれだけ死にそうでも、うまくカバーを使って敵の射線から逃れることができれば命を永らえることも可能です。 自分が狙うときは、うまくカバーポイントを回りこんで、逃げにくい方向へ。自分が狙われるときは逃げ場所を考えてプレイしてみるとちょっとは生存率があがるかもよ? 上級者の動きを見て学ぼう レベルの高い人やこの人は上手いなと思ったら、その人に追従して動きを学ぶのも上達する近道です。 相手に囲まれている状態でも一人で打開するような高等テクニックを活用しているはずです。 是非、マネをしてみてください。 ただしボーっと見てるだけで戦わないのはもちろん駄目です。 マルチプレイ動画 相手をダウンさせたらミートシールド(ダウンしている敵に近づいてX)にして素早くピストルに持ち替えて応戦したり、 ヘッドショットを確実に決めたりしていることでしょう。 基本的に上級者は視点の移動のさせ方、とっさの判断での動き方、武器の持ち替えと使い方がスムーズな人が多いです。 自分がやられてしまった後は上手な人の視点に移動してプレイを見てましょう。 初心者がよくやってしまうクセを治そう このようなガンシューティングアクションゲームで初心者の人がよくやってしまうのが、 何も考えずに相手に突っ込んでしまい、何もできずにやられてしまうことです。 慣れない内は単独では行動せず、味方をサポートするように誰かの後ろからついていくとよいでしょう。 GoW3では今までのシリーズ以上に勝利するのにチームワークがとても重要になっています。 相手を倒した後にすべき行動 相手をやっつけたからといって安心していてはいけません。戦況はめまぐるしく変わっているはずです。 相手を倒した瞬間はその場を敵味方問わず誰かに見られていると思ってください。 弾数が少なくなっているのならば相手を倒した時に落とした武器を拾ったり、 その武器が同じ武器の場合は弾薬を増やせるのでこれもとても重要です。 少しでも余裕のある時は確実にリロードしておきましょう。 また、前述のとおり、敵を倒した直後は倒された側の仲間に「どの位置で倒されたのか」が詳細に表示されます。 多くの場合は敵が大挙して押し寄せてくるのが殆どなので、周囲に仲間がいない場合はさっさとその場を離れるか、 LBを押しながら仲間の位置を確認して即座に合流する癖をつけておきましょう。 常に動き回るクセをつける 敵の攻撃が当たらない、あるいは視覚で優位となる安全な場所を確保できるように 常に動き回るクセをつけるとよいでしょう。 見通しのよい場所でゆっくり歩いていたり、ゆっくりと同じ場所から構えて攻撃しているのは かっこうの的で相手の思うつぼです。 近づかれても慌てない 接近戦になった場合、高確率でショットガンの撃ち合いとなるはずです。 そうなっても慌てずに武器を持ち替えて応戦しましょう。 また、あえて持ち替えないで応戦する方法もあります。 相手は自分よりも素早く動いて近づき、速攻でキルを狙ってくるはずです。 素早く動くにはAボタンの回転とダッシュがありますが、相手が転がっていたりダッシュしている時はどちらも大きなチャンスです。 相手が体制を整えなおしている時は、エイムして確実に攻撃を当てるようにします。 無理に相手にあわせて自分も一緒に転がったりダッシュする必要はなく、逃げられても深追いするのは気をつけましょう。 相手が逃げるということは体制を整えなおして再び向かってくる、あるいは待ち伏せしているということなのです。 逆に自分が遠距離向けの武器を装備していたとして、敵に接近されて持ち替えがままならない場合は 武器の持ち替えはまずあきらめて回転やダッシュ等で距離をおきましょう。 突っ込んでくる人は大抵ショットガンを装備しているので少しでも距離が開かれると与えられるダメージは著しく減衰します。 また、攻撃側は射撃するために一度ダッシュを解除し、なおかつ攻撃前後に硬直が発生するので 空振りをうまく誘えばかなりの距離を引き離すことができます。 一定の距離を置く事に成功すれば、自分はそのまま遠距離用の武器を装備しているはずなので 装備持ち替えのタイムラグなしで適切な距離から適切な武器を用いて攻撃できるチャンスが生まれます。 ただし毎度毎度この戦法が上手くいくとは限らないので、状況をよく理解して判断できるようになれば一人前です。 デス数が多いことを気にしない よく相手を倒した「キル数」よりも、死亡回数の「デス数」が多いことを気にする方がいますが、 最初の内はキル数よりもデス数が多いのは当たり前のことだと思ってください。 他のゲームでも言えることですが、上手な人はあなたよりも遥かに多く相手にやられてきて、それを乗り切って上達してきた人達です。 相手を倒すキル数を増やすことよりも、まずは死亡回数のデス数を少しずつ減らせるように努力してみましょう。 予備知識 カバーが生命線 初心者でやりがちな行為で圧倒的不利になるのは棒立ちです。 カバーもせずローディラン(ダッシュ)もせずに立っている状態は最も目立ちます。 重要なのはカバーです。 キャンペーンやHordeと同じく対戦でもカバーには非常にメリットがあります。 体を隠せるので敵に発見されづらくなり、被弾を減らせます。 しゃがみ状態のカバーは体が縮こまるので後方から攻撃された場合でも棒立ちより被弾を減らせます。 FPSを経験している人は撃ち合いの最中に匍匐する光景を見たことありませんか?あれと同じ効果です。 他にも、僅かな違いではありますがカバーしている間は後述のPリロの判定が少しだけ甘くなり成功させやすくなります。 またローディランでも体を縮こませます。 上級者はカバーとローディランを駆使して出来るだけ被弾を少なくして戦っています。 補足 立ち状態のカバーポジションでも右スティックを押しこめばしゃがめます。 カバー状態でAボタンを長押しすればカバーに沿ってローディラン出来ます。 Pリロの重要性 Pリロ(パーフェクトアクティブリロード)には驚くべき効果があります。 武器によって効果は違いますが弾丸の威力アップ、射撃速度上昇、爆発範囲上昇などがあります。 弾をわざと空撃ちしてPリロし直すのもひとつのテクニックです。 特にランサーやナッシャー、レトロランサーなどは劇的な効果があります。 リロードする際には確実にPリロ出来るように心がけましょう。 パーティー確認方法。 (スタートボタン→Xボタン)で確認。クイックマッチなら待機中に観るのが良いでしょう。 ↓のように表示される。 タグ(リーダーのタグ) ←PT組んでる人 タグ(リーダーのタグ) ←PT組んでる人 リーダータグ ←PTのリーダー タグ ←組んでない人 タグ ←組んでない人 一部の武器は、動きながら撃つと集弾性が落ちる。 今回はサイト(*1)が広がるので感覚的にもわかりやすいかと思います。 集弾性が落ちる武器を使っている時は、体力が減って逃げようとする敵を狙い撃つにも足を止めてしっかり決めよう。 ヒップショット(腰だめ撃ち) LTを押さずに直接RTで射撃することをヒップショットもしくは腰だめ撃ちと呼びます。 正確に狙えない、弾が拡散するなどの欠点がありますが、通常移動の速度で動きながら弾を撃てるという利点があります。 武器ごとにヒップショットにも特性がありますが、比較的恩恵を得やすいのは… ナッシャーショットガン 近距離で一撃必殺の致死量ダメージを動き回りながら放てます。視界も良好ですので大きく敵に動かれてもすぐに目で追うことができます。 是非とも慣れてください。 ソードオフショットガン ほぼヒップショット専用です。LTを押すと返って射程が短くなるなどデメリットが発生します。 各種グレネード LTを押した場合弾道はわかりやすいですが、ぐるんぐるん回すため超スキがデカイことはすぐわかるでしょう。 LT無しの場合多少投擲距離は縮みますが、カバーから安全に素早く投擲が可能になります。軌道を体に覚え込ませましょう。 弾の出る位置 Gears of War ではどんな状態であろうと弾は画面中央から出ていました。 ですが前作2から弾はちゃんと銃口から出るようになりました。至近距離では持っている銃に重ねるイメージで敵を捉え、そこから距離が伸びる毎に画面中央に寄せていくと上手く弾の軌道に的を載せることが出来ます。 しかし慣れないうちはしっかりとエイム(*2)して撃つほうが逆に良いかもしれません。まず敵にしっかりと弾を当て、どれぐらい当てれば死ぬのか意識しましょう。 体力 他のゲームと違い、キャラの体力がゲージなどで分かりやすく表されておらず、ダメージの多少は全て、画面中央の赤い円の出現具合で判断しなければならない。自分があと銃弾何発でダウンしてしまうか、感覚的に把握しておくといい。 弾のリロード ダメージを与えた敵が隠れて出てこない、敵に接近するまで距離がある、カバーポジションで体力の回復を待っている・・・これらは全てリロードするべきタイミングである。 いざ敵が目の前にいるのに弾が切れてしまったのでは、さすがの議長も苦笑いである。1,2秒余裕が出来たら即座にリロードしておくのが吉。パーフェクトリロードできれば威力もあがるしね。 また、あらかじめ弾倉を空にして、敵が見えたらパーフェクトリロードで威力アップして応戦、というテクニックもあるが、それができるならここを見なくていいレベルなので、いつか上手くなったときのために頭の隅にでも置いておくといい。 強武器の重要性 マップ上には様々な強い武器が落ちています。ギアーズの対戦では相手をいかに素早く一瞬で倒せるかは最も重要な要素です。 今作では初期の武器でも十分強い為、対戦や武器の操作に慣れないうちは無理にこれらの武器を拾って使用する必要は決してありませんが、 対戦をこなして、どのマップのどこに強い武器が落ちているかを覚えたら是非入手して使ってみてください。 これらの武器を使いこなせればチームの大きな戦力になり、もうあなたは上級者と言ってもいいでしょう。 ★主なマップ上に落ちている強武器 主な範囲 説明 火炎放射器 近 近距離の敵をまとめて焼き尽くすことができ、攻撃を受けた側は視界が独特に歪んだり火炎の影響で視界を遮られるなど錯乱効果も狙えます。Pリロだと炎の射程距離が大きく伸びるのでショットガンの範囲を凌駕した距離からダメージを与えられます。アンチショットガン的な性能はレトロランサーに似ています。ですがこちらはシールドを持っている相手には正面からでも焼け、ショットガンと異なり命中さえしていれば距離による威力の減退はありませんし、壁越しの相手にも融通が利きますが、扱いが若干独特なので玄人向けです。ランサーやハンマーバーストなど火炎放射器の射程外からの攻撃には全く太刀打ちできないので素直に武器を持ち替えるか逃げましょう。 ロングショットライフル 中~遠 照準を二段階拡大できます。後方から味方を支援するように使いましょう。狙うのは確実に相手の頭部で、一撃で仕留めるようにします。照準を合わせている最中にレンズが光る為に相手にも気づかれやすいです。注意してください。上級者の中には近距離の相手でもHSで一撃で仕留める腕前を持つ人もいます。ロングショットは上手い人が使うと手も足も出せなくなります。あなたが下手でも、拾えるなら尻込みせずにさっさと拾い、ガンガン使いましょう。相手側は「敵プレイヤーがロングショットを持っている」と知るだけで精神的圧力になります。キーワードは「考える前に拾え」です。この武器に強い武器はまたロングショットで、複数ロングショットが出るマップでは自分がロングショットを使っている時に敵のロングショットの警戒も怠らないようにしましょう。 トルクボウ 近~遠 強烈な弓矢です。RTを押しっぱなしでパワーを溜めた後に発射します。着弾後は即座に爆破します。基本的な使い方は、カバーをしながら十分にパワーを溜めた後に相手の体を目掛けて発射し、ヒットさせることで爆殺させます。爆破は他の敵プレイヤーも巻き込むことができます。上級者は相手にヒットさせるのではなく、壁などに当てて「グレ刺し」のような高等テクニックをする人もいます。扱いのとても難しい武器ですが、使いこなせればとても強力です。 ディガーランチャー 近~中 3から登場する新武器です。壁を貫通して直進し、相手に直撃させれば即死、当たらなくても一定の距離を進んだところで大ダメージの爆破を起こします。地鳴りのような独特の音と画面が腫れ上がって向かってくる為に相手には気づかれやすく回避されやすいです。多少の高低差は無視して進む為、乱戦時や近距離で使うとよいでしょう。カバーしている相手に大きな効果を発揮します。近距離で直撃させると相手の心臓を食い破るようなグロテスクな演出が発生します。狙いが甘くても、若干ホーミングするようなので、方向だけ合わせて腰撃ちでもなかなか面白いように当てられます。 ブームショット 近~中 小型ロケットランチャーのような武器です。放物線を描くような軌道で落下し、着弾点で爆発します。相手の胴体ではなく足元を狙って撃ち、爆風を当てるようにして使います。相手に直撃させれば即死で集団で固まっている相手を吹き飛ばせます。発射してからの着弾も早く、高性能で初心者にも扱いやすい武器ですが、至近距離では自分も巻き添えになってしまうので注意が必要です。 ドーンハンマー 近~遠 屋外で使える衛星レーザー武器です。十分にパワーを溜めた後に自動的に発射され、少しですが落下地点を移動させることが可能です。当てれば相手は即死、かすっただけでも大ダメージを与えられますが、レーザーが発射されるまでは時間がかかりポイントも表示されるので相手にも気づかれやすいです。後方からチームをサポートするように使うとよいでしょう。足を止めて狙い続けなければいけないためにロングショットなどの狙撃武器が天敵になります。 ワンショット 遠 3からの新武器です。一発でほぼすべての標的を倒すことができます。ライフルと似た性能ですが、素早い動きができずレーザー光線も気づかれやすいです。相手の体のどこに当てても即死させます。Pリロが成功すれば、ブームシールドさえも貫通します。この武器を使う時はロングショットやボルトックピストルなどの狙撃、忍び寄るショットガンに常に注意しましょう。 迫撃砲 中~遠 極めて強烈な武器でマップ上のほぼ全てに届く有効範囲を持ち、広範囲で複数の相手を即死させる性能を持ちます。着弾するまでにやや時間がかかり、気づかれやすいので相手の動く先を予想して射出する必要があります。射程距離の距離感を掴むのにはやや慣れる必要があります。近距離と狭い場所を苦手とし、自分自身がダメージを受けてしまうこともあります。素早い動きができません。注意すべきは味方を巻き込んでしまった場合、しばらく行動不能になってしまうことです。屋内の相手には当たりません。またカバー中に撃つとリロード完了までその場を動けなくなるのでなるべくカバーせずに撃つようにしましょう。 ボルトックピストル 近~遠 多くの場合、単なるピストルのバリエーション違いとしか認識されていない可能性がありますが、実は立派な強武器です。Pリロを成功させることで連射力が大幅に強化され、元々高い攻撃力と相まって瞬間的に敵をダウンさせることも可能な武器になります。また、エイム補正が付いていて頭近くを狙うと高確率でヘッドショット判定となり、即死させる「なんちゃってスナイパーライフル」な使い方も可能です。カバー状態でチョコチョコ頭を出す相手などは特に狙いやすいので試してみましょう。 ゴルゴンバーストピストル 近 近距離で有効なSMGです。レトロランサーと役割が被っていて少し影が薄い武器です…。またレトロランサー以上に精度が悪く距離による威力減衰が激しいです。ですがミートシールド中、ブームシールド使用中では高火力を発揮したり場面によっては十分使えます。ソードオフを外してもう片方の武器は弾切れ…など"もしも"の場面を想定して保険として持っておくと役に立つことは多いので積極的に獲りに行く武器ではありませんが見かけたらなるべく確保しておくとレトロ譲りの高火力の恩恵が受けられるはずです。 重要テクニック 是非覚えておきたい重要なテクニック。 グレネード類は「壁刺し」も重要 壁にグレ刺しをするテクニックは最も基本的な重要テクニックです。 例えば味方チームが特定の場所に篭るとして、相手の進入経路の見えにくいところにグレネード系武器を刺しておくだけでもその後の戦局は大きく違ってきます。 スモークはダメージこそ与えられませんが、相手が進入してきた、相手が触れた居場所を音と煙で知らせてくれると十分な役割を発揮します。 攻撃系のグレネードの場合は直接投げた方が有効ですが、フラグの場合は相手が気づきにくく狭い場所にしておけば、ほぼ確実にキルできます。 待ち伏せしたり、相手を追い詰める時はやってみると面白いでしょう。 味方が触れても壁刺ししたグレネード類は発動しないので安心しましょう。 逆に自分が壁に刺さったグレネード類を見つけたら銃撃して破壊できるかを確認してから相手の居そうなポイントへ向かうように気をつけましょう。 破壊できない壁に刺してあるグレ類は味方のものですから安心してください。 ★フラググレネードの賢い"壁刺し"の仕方と使い方 フラググレネードの落ちている場所に自分がフラググレネードを壁刺ししておくとどうでしょうか? 次にフラグが現れて相手がそれを拾いに来た時に自動的に発動し爆破キルできます。 フラグの壁刺しは気づいてから回避するのが難しいので、このようにマップ上に落ちている強武器の周辺かつ 相手に気づかれにくい場所に設置しておくのは大変有効的な使い方です。 フラグだけでなく、インクとフレイムに関しても体力が少なくなった相手が逃げ込みそうな場所、狭い場所に仕掛けておくのもテクニックです。 味方が敵の体力を奪ったが相手に逃げられてしまったとし、そこでインクかフレイムが発動すれば相手をダウンさせ更にはキルにまで追い込む可能性もある訳です。 ヘッドショットは確実に決める HSは相手を一撃で倒せるか大ダメージを与えられる為に対戦では是非とも身につけておきたいテクニックです。 特にスナイパーライフルの場合はHSを決めれば相手を即死させられるので、確実に味方の後方もしくは相手に気づかれにくい遠方から使って相手をキルしたいところです。 ライフルの場合は悠長にエイムしているとレンズが光って相手にすぐに居場所を気づかれてしまいます。 発砲する前に相手の居場所を確認してすぐさまエイムしてから発砲と素早く行いましょう。 ボルトックピストルはPリロをしてHSを決めればたったの2発で相手をキルできる強武器に化け、ライフル同様に照準も2段階拡大できるのでこちらも是非使いこなしたい武器です。 ミートシールドは前方からの銃撃に強く、即死攻撃も無効化する 相手をダウンさせた後にXボタンで実行できるミートシールド(肉盾)は、移動速度が遅くなりピストル系しか使えませんが、正面からの銃撃にはめっぽう強いです。 特に持っているピストルがボルトックかゴルゴンの場合はHSを狙っていけば複数が相手だとしても逆転できることも大いにあります。 自分が攻撃系グレネードを持っている場合は、肉盾に設置して前方に放り投げるということができ、追い詰められている状況でも一気に打開することもできます。 また、ダウンした敵をミートシールドにすると敵が持っていたグレネードを奪うことがあります。奪うパターンは2種類。 (1)自分と同じグレネードを持っていた場合。 大抵はスモークを奪います。 (2)自分のグレネードが0個で敵がグレネードを持っていた場合。 例えば自分がスモークを投げた後、インクを持った敵をミートシールドにするとそのインクを奪うことができます。 いろいろな場面で使えるグレネード。 グレネードを持っていない時はダウンした敵の近くに他の敵がいなくてもとりあえずミートシールドをして奪っておくのも戦法かもしれません。 奪った時は画面左下のログにひそかに表示されているのでミートシールドにした時はちらっとチェックしておきましょう。 ミートシールドを過信しすぎるのも問題です。 後ろからは通常と同じダメージを食らうのでショットガンで一撃でやられてしまうことがありますし、素早く動けないのでグレ刺しをされやすいということも忘れてはなりません。逆にミートシールドの前方にグレ刺しやショットガンを撃たれても、即死を回避できます。 迫撃砲、ドーンハンマー、ワンショットといった一撃の強烈な武器はミートシールドごと粉砕されます。 身を乗り出さないブラインドファイア GoWシリーズではカバーした後にLTでエイムして銃撃するのは基本中の基本動作ですが、 身を乗り出さないブラインドファイアは基本的な重要テクニック。 身を乗り出さない=相手に気づかれにくく、ダメージを大幅に受けにくい体勢 になる訳です。 相手への牽制の意味を込めた攻撃にもなります。このブラインドファイアはほとんどの武器で可能です。 アサルトライフル系、ショットガン系では大きな役割を果たすこともできます。 お互いが間近でカバーしあっている時(特に角での対戦)はショトットガン同士のブラインドファイア(ノーエイム撃ち)は必須と言えるほどです。 この動作は特にグレネード類を投げる時は必須です。 カバーキャンセルで素早く移動 対戦中に滑るようになめらかに壁から壁へと移動している人を見たことはないでしょうか? これはカバーキャンセル(壁に貼り付く前にスティック↓)を多用した極めて高度なシリーズ共通のテクニックです。 場合によってはジャンプや走る動作よりも素早く移動できます。 相手を追い詰めたり、相手に追い詰められている場合でもこのテクニックは大きな効果を発揮します。 素早く壁から壁に移動するということは、それだけ相手に早く接近もしくは離れることができ、相手が自分に照準を定め難いのです。 相手にやられると非常に対処するのが厄介なテクニックですが、壁の無い広い場所では当然できない技ですので距離を取られるのは苦手とし、 逆に壁が多く狭い場所などではこのテクニックを扱える人は大きな戦力になり得ます。 とても難しいテクニックで必ずしも必要であるという訳ではありませんが、プライベートマッチなどで練習してみるのも面白いでしょう。 武器の特性を把握する 武器間のバランスを知ろう 本作GoW3では全体的に武器の性能が上がったので、単純に弱い強いという武器がないバランスとなっています。 それぞれの武器には長所・短所が存在する、じゃんけんゲームと言ってよいでしょう。 あなたのプレイスタイルやチーム戦術によっていくらでも臨機応変な対応が可能なのです。 デフォルトの武器の性能や効能の詳細は公式ページを見て把握してみましょう。 http //gearsofwar.xbox.com/ja-JP/gameguide/article/gameguide-starterweapons ★初期装備武器(選択できます) これらの初期装備は対戦時に任意に選択できるデフォルト装備。 武器 射程距離 ダメージ 装填数/初期弾数 簡単な説明 ランサー **** ** 60/300 最も扱いやすい性能。装弾数も多く、リロードも早い。近距離戦ではチャーンソーの発動で相手を一撃死させる。 ハンマーバースト ***** ** 20/200 遠距離戦を得意とする。アイアンサイトで照準を拡大できる。後方から確実に相手の体力を減らすことができる。 レトロランサー *** *** 30/180 近距離戦を得意とする。威力は大きいが、弾がバラけやすく、リコイル(撃った後の反動)が激しい。 ナッシャー ** **** 8/16 装弾数が8発、連射が可能、縦の距離に強いが、横の距離に弱い。リロードが早い。 ソードオフ * ***** 1/4 装弾数が1発、連射は不可能、横の距離に強いが、縦の距離に弱い。リロードが遅い。 ★ピストル系の片手武器 これらピストル系の武器は片手持ちの為にブームシールドとミートシールドを持ちながら使用可能。 ホードモードのモーラーなどを相手にする際にはズームして盾の隙間から確実にダメージを与えられる。 主に緊急時用の武器として使用されるが、用途次第でアサルトライフルやショットガンよりも性能を発揮する。 武器 装填数/初期弾数 簡単な説明 スナップピストル 12/84 オーソドックスな初期装備。威力は低いが、一発ずつに連射速度はあり、相手にトドメを刺す時に扱いやすい。 ボルトックピストル 6/18 一撃の威力が大きいリボルバー。連射速度は遅いが、盾を使用しながらでも相手に大きなダメージを与えられる。 ゴルゴンピストル 32/96 フルオートで連射速度に優れるカンタスが使用する武器。集弾性は低いので近距離で使いたい。多くの弾数を装填できる。 アサルトライフルのススメ 【万能型】ランサー ランサーはゲームに登場する武器の中で最も扱いやすく性能の良いバランスの取れた武器だと言えます。 近~中距離の射程範囲を持ち、装弾数も多い為リロードを頻繁に行う必要はありません。 また、まっすぐダッシュで突っ込んでくる敵なら真正面からガンガン打ち続けるだけで足を鈍化させる効果も発動します。 加えて精度がかなり高いので、オールレンジに対応できるまさに万能武器です。 弾の量が多いのでダウンから殺害までシームレスに持っていく事ができますが、 変わりに攻撃力は低く、相応にかなりの数の弾を食らわせないとなりません。 また、オールレンジ対応と言っても本当の接近戦になるとショットガンには敵いません。 近接戦闘はチェーンソウが発動し、ヒットすれば敵を切り刻む事ができます。 即死性能がありますがエンジンをかけている最中に攻撃をうけるとキャンセルされ、 エンジン自体もかかりきらないと判定も発生しないので「あらかじめ出しておく」必要があり とっさの攻撃にはあまり向きません。 【アンチショットガン】レトロランサー レトロランサーはは弾がバラけやすくリコイルが激しいので遠方に当てにくい上、装弾数が少ない武器です。 と、これだけ書くとショボイ武器ですが、単発の威力は非常に大きく、弾も大きくばら撒かれるため 接近戦では「狙いが適当」でも「適当に当たってくれる」まさに「近接戦闘向け」の銃です。 最大のポテンシャルを発揮するのはショットガンで攻撃するには若干心もとないと思えるほどの微妙な距離で、 その距離で戦えば、殆どの正面の打ち合いに勝てるくらいの威力があります。 近づかれないようバックステップ等を駆使して距離を微調整しながら戦いましょう。 遠方の敵に対してはバースト射撃(単発撃ち)すればそこそこ程度対処できますが、あまり現実的とは言えません。 そのため、あまりにも距離が離れすぎたり、逆にあまりにも近寄られすぎた場合はやはり勝てません。 照準技術自体は適当でもOKですが、距離感が大変に難しい武器なので、立ち回り技術が必要になります。 近接攻撃は突撃になり、助走をつけて敵に接触すると即死させることができますが、 走っている最中に正面から攻撃を受けると移動速度が遅くなってしまうので 基本的には自分に気がついていない敵を攻撃するくらいしか使い道はありません。 また、助走が不足していると弾かれて即死判定にはなりません。 【ハイパワー型】ハンマーバースト ハンマーバースト(HB)は高い精度を持つセミオート/フルオート兼用銃です。 主にその「精度」ばかりが評価される武器ですが、それはフルオート(トリガー引きっぱなし)での話であり、 しかもフルオートは連射速度が遅くて攻撃力に劣り、その多くで敵を倒しきれません。 が、セミオート(指連射)すると精度を犠牲にしてプレイヤーの連射能力にあわせて大きく攻撃力が向上します。 HBの一発あたりの攻撃力自体は割と高めなので、連射すればするほど瞬間火力が大きく向上します。 ただし現在はPリロの効果が全て削除されているので、敢えて遅いPリロを成功させる必要はありません。 そのためハンマーバーストが本当の意味で最高に能力を発揮するのは 遠距離と言うよりもレトロランサーの有効距離より少し遠め~以下の距離だと言えます。 エイムが上手ければハンマーバーストはすべてのアサルトライフルの中で最高のポテンシャルを持ちますが、 他の二種と違い特殊処刑が無い事と、装填数が少なく、1マグでは殆どの場合ダウンしか奪えず、そのまま殺害まで持って行きづらいため、 扱いには適切な立ち回りとエイム能力の両方が必要なことから、そもそもが中級者以上寄りの装備であることに注意しましょう。 ショットガンの有効範囲と威力 ナッシャーショットガン 装弾数は8発。連射が可能。近距離~やや近距離で絶大な威力を発揮します。 初心者は「どの距離でどんな風に使ったらよいのか分からない」と思うので簡単に説明すると、 ヒップショット(腰撃ち)は殴りがヒットするかしないかくらいの距離で使用し、 それ以遠の距離の場合はきちんとエイムして射撃するように心がけると良いでしょう。 エイムして射撃すれば、結構距離が離れていてもそれなりのダメージを与えられます。 逆に少しでも距離が離れている状態で完璧に腰撃ちしても弾は大きくばらけてあまり効果はありません。 では腰撃ちにまったく利点が無いかと言うと、答えはノーです。 前述の通り「殴りが当たるような距離」の場合散弾の拡散はそれほど気にする必要が無く、 逆にエイム中は移動速度や照準の移動速度が遅くなるため、悠長に狙っていると逆に劣勢に立たされます。 また、腰撃ちで注意しなくてはならないのは何度も言及されている通り「弾丸は銃口から発射される」事で、 腰撃ちで打ち合う場合はキャラクタの持っているショットガンの銃口を意識するようにしましょう。 ナッシャーショットガンは多くの近接戦闘で優位に立てる武器ですが、故に使用者の技術差が大きく出やすい傾向にあり、 なおかつ「広い場所」や「敵にすばやく接近しづらい場所」ではアサルトライフル系統に大して劣勢にたたされます。 さらに本作では事実上のナッシャー潰しと言えるソードオフショットガンがあるので、 使用にはより適切な状況を見極める必要が強くなっています。 □■□ □■□ □自□ ※ナッシャーの有効範囲は■。2マス先まではエイムをして集弾性の高い発射をしなければなりません。 ソードオフショットガン 装弾数は1発。相手と密着するほどの極めて至近距離でなければ当たりませんが、 横への範囲が非常に広く、ナッシャーと違って厳密に銃口を敵に合わせなくても 距離さえ合致していれば確実にキルすることができます。 場合によっては何発も当てなくてはならなかったり、より正確な狙いが必要なナッシャーと違い、 「撃つ、当たる、死ぬ」が分かりやすいソードオフは基本的に初心者向けのショットガンです☓(違います) (ナッシャー、ソード共に10000キルこなした上での、私の感想→)ソードオフは決して初心者向けの武器ではありません。ナッシャーと比べて全く別の技術と運用を求められる武器なので、どちらが有利かの比較は決して出来ません。ソードオフは懐に入り込めばエイムがアバウトでもほぼ確実にキルを取ることが出来ますが、それは相手の懐に入り込めばの話。「エイムとノーエイムの切り替えとエイム力」を要求されるナッシャーと比べて、ソードオフは「いかにして相手の懐に入り込むか」という別次元のレベルの技術を要求されるからです。 小手先のテクニックよりも、想像以上に戦術的な立ち回りを要求されるので(つまりテクニック重視のナッシャーとは違い)、ソードもかなり奥の深い武器の種類に入ります。 密集地帯で複数人に追い詰められている時に一気に全員キルするという一発逆転を狙える性能も併せ持ち、 ナッシャーショットガンとは得意・不得意を対立する重要な関係でもあります。 しかし外した場合は長いリロード時間が必要な上、一度逃げて武器を持ち替えるなどの体制を整えなおす必要があり、 相手に大きなチャンスを与えてしまうことになります。 避けや、空撃ちを誘うのが上手い相手だと逆に劣勢に立たされかねない諸刃の刃です。 その性質上、事実上のアンチナッシャーショットガンですが、 少しでも距離が離れるとカスりすらせず、ライフル系の格好の的になってしまいます。 また、ナッシャーと違ってエイムしてもあまり効果の向上は見込めません。 □□□ ■■■ □自□ ※ソードオフの有効範囲は■。エイムしてもさほど威力や射程には影響しません。いかに相手の懐に素早く忍び込んで放ち、確実にヒットできるかが大きな鍵です。 2つのショットガンの対立する関係 上記の説明を見てもらえれば理解していただけると思いますが、ナッシャーとソードオフの2種類のショットガンはそれぞれに得意・不得意があり、お互いが対立する重要な関係となっています。 ナッシャーは横に範囲はありませんが、装弾数が8発と多く、素早く連射することができてしっかりとエイムして当てれば相手に大きなダメージを与えられます。 ソードオフは縦に範囲はありませんが、横への範囲は広く、相手の懐に飛び込んで発砲できればエイムせずともほぼ確実にキルすることができます。装弾数は1発と少なく、連射はできません。 以上のことから接近戦になった時にはまず落ち着いて相手がどちらのショットガンを持っているかを確認して、自分のショットガンでどう対応すればよいかを見極めるのは重要です。 ショットガンは相手を瞬時にキルでき、ミンチにできずとも当たっただけで大ダメージを与え牽制することができる強力な武器ですが、 相手がショットガンを振り回しているからといって自分も無理にショットガンを使用する必要はありません。 この項目で何度も触れられているように、ショットガンを持って向かってくる相手から一度逃げて体制を整えなおしたり、 距離を置いてアサルトライフで撃退するのもテクニックのひとつです。 ★重要なポイント ナッシャーは縦に強いが横に弱く、左右に素早く動かれると当てるのが難しい。 ソードオフは横に強いが縦に弱く、少しでも縦への距離を取られることを苦手とする。 グレネード系は有効に使おう ゲームに慣れない内はグレネード類を全く使用せずにやられてしまうことが多いかもしれません。それはとってもモッタイナイことです。 スモーク、インク、フラグ、フレイムの4種類のグレネードは、いずれも 着弾した瞬間に相手に当たっていれば少しの間は行動不能にできる のです。 初期から一つ所持しているスモークは相手にダメージを与えられませんが、着弾させて爆発に相手を巻き込めば、上記の相手を一瞬行動不能(スタン状態)にする使い方ができます。 これらは非常に重要なテクニックのひとつですので是非覚えてみてください。 壁に刺された敵のグレネードは周辺が赤く光ります。射撃すると意図的に爆発させることができ、スモークを含めたグレ類で誘爆することができます。 フラググレネードが置いてある場所にはよく壁刺しされているので、入手する前にスモークを投げてみて周りが安全かどうかを確かめてから手に入れるのも重要です。 グレネード系の武器は壁や相手の体に直接貼り付けて使用できます。「グレ刺し」という高度なテクニックです。 これらグレネード類の攻撃は敵味方を問わずにダメージを入れてしまうので使用には注意が必要である。 「壁刺し」を進入ルートの見えにくいところにしておけば、スモークでも爆音で相手がその場に居ることを即座に味方に知らせることができる。 グレネードの説明書ページ http //gearsofwar.xbox.com/ja-JP/gameguide/article/gameguide-grenades スモーク 最初からひとつだけ所有しています。相手にダメージは与えられませんが、視界を遮る煙を発生させます。煙の中に居る敵はスポットできず、煙の中に居れば相手にスポットされません。 インク 一定時間、相手にじわじわとダメージを与える毒の霧を一定範囲に発生させます。相手を追い詰める時に大きな効果を発揮します。毒の煙は視界を遮ります。 フラグ 投げた直後に爆発する攻撃的なグレネードです。複数の相手を巻き込むことができます。相手に直接か壁に貼りつければ確実にキルできます。 フレイム 一定距離を少しの時間、炎で包み込みます。インクと効能は似ていますが、視界は遮りません。相手に直接ぶつけると即死させることができます。
https://w.atwiki.jp/stickwarjp/pages/18.html
概要 詳細 遊び方 操作方法 コメント 概要 今すぐStick War 2で遊ぶ ゲームガイド トレイラーFlash版 トレイラーYoutube版 アビリティ 戦闘を開始すると、最初に2~4人のマイナーとその他ユニット数人が出てくる。 このマイナーによる収入や中央の塔、テクノロジーによる数秒ごとに入ってくる少量の収入でユニットを雇うほか、兵ユニットの強化やアビリティ解禁などの効果があるテクノロジーを施設に研究させる。 ユニットは、プレイヤーが自由に誘導させることが出来、静止していて、なおかつ射程内に敵が居ると敵を攻撃する。 そうして、ステージの端にある自分側の石像を守り、敵側の石像を破壊するとクリアとなる。 ステージクリアするとアップグレード画面に移動、ステージ1つクリアすると1つアップグレードポイントを入手、そのアップグレードポイントでテクノロジーを解禁する。アップグレードポイントは持ち越すことが出来る。 アップグレードを終了するとマップ画面へ移動、次のステージへ行くことができる。ただし前のステージを再びプレイすることは不可能。 + イントロの和訳 一部Stick War Legacyから訳を拝借 Our people have been slaughtered! Our homes lie ruin! 我が国民は残虐に殺され、我が住家は壊滅状態だ! And we are forced to live under cloak in the outskirts of our own homeland. そして我らは故郷の外で隠れて暮らす事を余儀なくされた The nation called Order has brought nothing but CHAOS to our people! オーダーと呼ばれる国はなにももたらさなかったがカオスは我が国民に...! Our day of wrath approaches. 我が怒りの日は近づいている For we are the Archidons! With bows so accurately piercing, 我らがアーチドン!我らが弓矢は正確無比に敵の体を貫き、 they will fall before they have a chance to stand! 敵にわずかな反撃の余地すら与えない! We are the Swordwrath! Forging blades so sharp, 我らがソードラス!鍛え上げた刃はあまりに鋭く、 that limbs will sever at mere sight! 一瞬で敵の四肢を断ち切る! We are the Speartons! Born to die, 我らがスピアトン!死すべくして生を受けた、 but not before them! だが彼らには屈しない! We are the Magikill! And today we summon UNITY. 我らがメイジキル、そして今こそ団結の時だ。 Today we stand together as an unstoppable force and TAKE IT ALL BACK! 今日我らは共に誰にも止められぬ力として立ち上がり、そして全てを取り戻す! 詳細 第二作になって、自分と敵の石像の中間地点に塔が出来た。この塔は、自分の兵士が塔の近くに居て、なおかつ敵の兵士が塔の近くに居なければ、徐々に上のケージが自分の陣地側に寄って、最大になると制圧できる。この塔を制圧すると、数秒ごとに金が手に入る他、テクノロジーによっては、一定間隔で人口を増やさない兵士(通称ghost)が出てくる。 兵士は退却して城の中に居ると、そこそこの速さで解毒とヘルス回復がされる。 後半から戦うことになるChaosの兵士は、自然解毒 回復の能力を持つ。 人口は合計で80までで、それを越して兵士を生産できない。 遊び方 準備中 操作方法 左クリック ユニット 建物選択、ダブルクリックで退却していない、そのユニットと同じユニットを選択、ドラッグで複数のユニットを範囲選択、ユニットを雇う、全体命令、アビリティの発動、アビリティの対象の選択、建物にテクノロジーを研究させる 右クリック 選択以外左クリックと同じ効果+選択したユニットを移動、採掘士に金を右クリックで掘らせる 石像を右クリックで魔力を採集する、敵を右クリックで攻撃対象を指定(ただし、採掘士のみ敵の石像を右クリックすると自分の石像から魔力を採集する) A Atack Commandのショートカット(基本的に敵兵士を右クリックしたときと同じ。これを押した後に敵兵士をクリックもしくは右クリックするとその兵士を追って優先的に攻撃する。) H Hold Commandのショートカット(そこに立ち止まり、敵が来ても射程内に来るまで無視する) S Garrison Command、Ungarrison commandのショートカット(退却もしくは出撃) G Stand Commandのショートカット(ただの待機状態だが、ばらばらに移動しているユニットをすべてその場に立ち止まらせることが可能) Q 左上にあるアビリティのショートカット W 上中央にあるアビリティのショートカット E 右上にあるアビリティのショートカット SPASE 退却していない、マイナー以外のユニット全員を選択 SHIFT これを押しながら命令をすると、順番に行うようになる(ただし左クリックを使う命令は無理) ENTER チャット(Stick Empiresのみ) P、ESC ポーズ O FPS、Ping、Tum sizeを表示 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/328.html
アイリス・ジョーカー 全長7.4m 本体重量30t 定格出力値150 サンメードマテリアル社製アイリスタイプ・スポーツギア。 高い汎用性を誇る名機アイリスをMCI搭載型に再開発した機体で近接攻撃能力に特化している。 各関節の接合部分を剥き出しにする事により広い稼動範囲を持たせ、搭乗者の動きをよりスムーズに再現。 巨大な両腕は破壊力も然る事ながら頑強さにも優れ、シールドとして兼用する事が可能。 しかしながら、接合部分が剥き出しになっている事もあり、機体その物の防御能力は低い。 白を基調としたカラーリングに青い頭部に白のフェイスマスク、黄色のカメラアイの上に赤のバイザー。 側頭部から左右一本ずつ赤のブレードアンテナが伸びている。 MCI搭載機の性質上、飛び道具を用いず近接戦闘がメインになる為、センサー・レーダー類等の電子兵装は必要最低限の物しか取り付けられていない。 本来ブースターが収納されていた脚部には大量の衝撃緩和剤が内臓され、強力な脚技の連続使用を可能としている。 尚、ノーマル仕様のアイリス・ジョーカーは徒手空拳による戦闘を前提に設計されているが 専用の換装パーツを装備する事により、戦い方に多様性を持たせる事が出来る。 八坂高校が保有する換装パーツは追加装甲、近接兵装内臓シールド3種、衝撃緩和剤追加コンテナの5点である。 専属パイロット守屋一刀が好む構成はバックラーブレード、チャクラムシールド、衝撃緩和剤追加コンテナの3点 スパイクナックルシールドが5話に登場するがビームコートダガーに切裂かれて以来、出番が無い。 追加装甲に到っては本編に未登場な上に今後も登場する予定が無く、存在自体が無かった事にしても良いかも知れない。 動力部に低出力プラズマジェネレーターを採用しており、各関節部に搭載されたプラズマ加速器から 強力な電場を形成し、容易に高い出力と反応速度の実現に成功している。 コクピット周りにはハイス・チタニウム複合素材を主とした装甲を使用し搭乗者に絶対的な安全性を提供。 但し、手足などの搭乗者の生命に影響を与えない部位には強度の劣るセラミック複合素材を使用しコストダウンを図っている。 10話で整備担当部員の悪乗りで、ジェネレーターの出力を強制的に引き上げ、大会の規定値を遥かに越える出力を得る能力、フルドライブを得る。 拳一発叩き込むだけでスポーツギアを粉々にするだけのパワーを持つが、その反動で自らも大きな損傷を受け、諸刃の刃でもある。 因みに公式の試合で使用すると一発で反則負けになる為、基本的には違法ギアと戦う時に使用される。 11話で整備担当部員の悪乗り(その2)で、呼ぶと守屋の元へ走って来るようになった。 リヴァイド/リヴァイド・ジョーカー/リヴァイド・カスタム 全長7.6m 本体重量26t 定格出力値 100/110/130 統合歴321年にロールアウトされたデルタランス重工業製スポーツギア。 ノーマルタイプ(SCI)ジョーカータイプ(MCI)共に癖が無い作りになっており入門機として最適な機体。 八坂高校でもシミュレーターではリヴァイドを用いた訓練がメインになっている。 旧式機であるが故に流通量が少なく、八坂高校が保有する実機は一機のみ。 専属パイロットは阿部辰巳。作中、リヴァイド・カスタムと表記してあるが、他のリヴァイドと区別を付ける為の別称で製品名では無い。 デルタランスより提供された互換可能な最新パーツで徹底的に強化されており、カタログスペックを遥かに凌駕しており 新型機、現行機にも引けを取らない程の高性能機になっており、旧型と舐めてかかってバスターソードで断ち切られた選手は数知れず。 兵装の得手不得手が無く器用貧乏な機体だが八坂高校では剣戟戦闘用に調整されており 専属パイロット、阿部辰巳の腕と相成って超高速の空間戦闘を得意としており、団体戦では前線撹乱を担当する。 ブクレスティア 全長7.2m 本体重量 23t 定格出力値 100 ベルウッドインダストリー製スポーツギア。 装甲、耐久性を捨て機動力、推力を高めた高機動スポーツギア。 専用装備は装弾数が豊富なレフトハンドガンと、抜群の破壊力を誇るライトハンドマグナム。 団体戦ではブレイジンの随伴飛行をしつつ、前線撹乱中のリヴァイドをカバーする等 高い機動力を生かしてスタジアムを縦横無尽に飛び回る。 二丁の拳銃の攻撃力は決して高くは無く、スポーツギアに対して有効なダメージのは些か、困難だが 頭部を破壊するには充分な攻撃力は持ち合わせており、単独戦闘も不可能では無い。 専属パイロットの歳方アリアは曲芸飛行で敵の背後に回り、ブースターノズル内に銃弾を放ち 大地に叩き落すという、えげつない荒業を得意としている。
https://w.atwiki.jp/gow3wiki/pages/75.html
敵グループについて ボスWave攻略ベルセルク(core 1,400 Points) ブルマック(core 2,800 Points) ランベントベルセルク(LA 2,100 Points) ガンカー(LB 700 Points) サベッジコープサー(SL 875 Points) リーバー(QL 825 Points) 雑魚への対処ティッカー(core 105 Points) ワイルドティッカー(SL 70 Points) レッチ(QL 70 Points) シュリーカー(QL 245 Points) ドローン(core 105 Points) スナイパー(core 210 Points) ボルター(SL 175 Points) サイクロプス(QL 210 Points) グレネーディア(QL 105 Points) グレネーディア・エリート(core 245 Points) フレイム・グレネーディア(core 245 Points) セロンガード(core 280 Points) リーバーライダー(QL 175 Points) ビーストライダー(QL 175 Points) ブラッドマウント(QL 420 Points) カンタス(core 420 Points) アーマーカンタス(QL 700 Points) ブッチャー(SL 210 Points) ブーマー(core 385 Points) フレイム・ブーマー(QL 315 Points) グラインダー(core 525 Points) モーラー(core 525 Points) サベッジドローン(SL 175 Points) サベッジブーマー(SL 385 Points) サベッジセロンガード(SL 175 Points) ジャイアント・セラピード(SL 525 Points) ランベントポリープ(LA LB 105 Points 変異ドラッジから発生するものは 17 Points) ランベントドローン(LA LB 105 Points ナッシャーorボルトックの個体は 245 Points) ランベント人間(LA 140 Points) ランベントレッチ(LB 140 Points) ランベント・ドラッジ(LA LB 無変異個体 280 Points 変異性個体 420 Points) ドラッジ・ヘッドスネーク(LA LB 175 Points) 設定等は敵を参照。 敵グループについて HORDEに出現する敵はすべてグループ分けされている。 出現パターンは「基本グループ+他1グループ」なので、組み合わせを覚えておけばある程度は対処しやすくなる。 基本的には開始時にランダムで選ばれたパターンが下一桁1~0のWave固定でボスWaveをクリアする度にリセットされる。 しかし希にだが中途半端なWaveでも変更される場合があるので注意。他に同じWaveで全滅を繰り返しても変更されることがある。 特にボスWaveはマップとボスの相性で難易度が大きく変わる場合もあるので、 ボスWaveで何度か全滅しても諦めずにリスタートを繰り返せばボスの種類が変わり突破出来る場合もあるのを覚えておこう。 基本グループ(core) クイーンローカスト(QL) サベッジローカスト(SL) ランベントAグループ(LA) ランベントBグループ(LB) ボスWave攻略 ボスWaveは大量の雑魚と共に、キャンペーンに登場したボス級のローカストやランベントが登場する。 ワンショットで一撃撃破できるボスと出来ないボスがいる(リーバーとコープサーのみワンショット一撃で倒せる)。 また、出現頻度の高いブルマックやベルセルク系のボスは施設に対する攻撃力が異常に高い。 この手のボスが出現したボスWaveは基地に篭るよりも遊撃に回ったほうが安全かつ低リスク、ローコストで対処できることが多い。 ボスの種類によって篭もったまま最優先で撃破推奨か一旦放置しつつ遊撃して雑魚掃討を優先すべきか対処法が異なるので各対処法をよく参考にして欲しい。 ちなみに、ベルセルク系やブルマックのように極少数しか出現しないが単体が恐ろしく強靱なボスであっても素早く撃破すると新しい個体が出現する。 正確には、ボスを倒してもWaveごとの敵の戦力バー=Wave総ポイントが残っていれば、すぐまたボスが沸く。 戦力バーが減っていて、ボスが沸くだけのポイントが残っていなければそれ以上ボスは出ずに雑魚のみが沸くようになる。 ベルセルク(core 1,400 Points) 一度に二体のベルセルクが登場する。三大アンチ篭もりボスその1。 ベルセルクは極めて硬い皮膚とずば抜けて高い体力を持ち、通常の弾丸ではダメージが非常に通りにくい。 その代わり火炎放射器やドーン・ハンマー、フレイムグレネードといった熱攻撃に弱い。 撃破にかなり時間がかかる上、出現してすぐプレイヤーの元に向かってくるので非常に厄介。 最初からまともに相手をしていると周囲に他の雑魚がガンガン集まってきて非常に危険なので、 その他の雑魚を片付け終わるまではやり過ごすのが最も安定する。 マップの一角でやり過ごしながら雑魚の相手をするのは非常に難しいので、拠点に留まることに拘りすぎず柔軟に戦うように。 大半の雑魚を1~2発で仕留められ持久力もあるトルクボウの扱いが得意なら非常に心強い。 敵の数が多すぎると感じたらとにかく速やかに退避して態勢を立て直すことが重要。 囲まれた状態でダウンしてしまうと味方も巻き添えにしやすく一瞬で全滅することも非常に多い。 ただし、通常Wave以上に周囲の安全確認に慎重なる必要がある。 特にブラッドマウントやセラピード等の危険な雑魚が出現するパターンの時は十二分に注意すること。 他に、拠点付近に広めの袋小路(スタート地点等)があれば誰かが囮となって誘導し雑魚掃討まで引きつけておくのも有効。 弱点の高温系武器の攻撃を浴びると皮膚が赤熱して脆くなり、短時間だが動きを止めることも出来る。 皮膚が赤熱している間は通常の攻撃もぐんと効きやすくなるので仲間とうまく連携し集中砲火を浴びせよう。 DLCのHorde Command パックを適用済みなら、Lv4セントリーも火炎性の弾丸を撃ち出す対ベルセルク要員となる。 ベルセルクの出現Waveでは拠点に火炎放射器(スコーチャーフレイムスローワー)が2つ出現する。 この火炎放射器は撃ち尽くす度に無限に出現するため、撃破時には積極的に活用しよう。 マップによっては設置武器として購入出来る他、フレイムブーマーやフレイムグレネーディアからも入手出来る。 また火炎放射器の燃料は有料弾薬補給でも補充出来ることを覚えておこう。 ちなみにベルセルクのダッシュと叩きつぶしは防衛設備を種類やレベル、耐久力に関係なく一撃で破壊してしまうので要注意。 またフラグ刺しの爆風は味方にも当たり判定が発生し、自分も味方も非常に巻き添えにしやすく大変危険なため、余程でない限り避けよう。 ブルマック(core 2,800 Points) ブルマックはその巨体と超火力も相まって一見途方もない相手に思えるが、実はボスの中でも侵攻速度が控えめで一度に一体しか出現しない為攻略が安易な敵。 基本的には大半の雑魚が倒されるまであまり大きく移動しない。 ただし、止まっている状態でも攻撃を受けると突撃してくるようになる場合があるので、雑魚掃討までは不用意に攻撃しない方が無難。 後半のWaveになるにつれ最初から突撃してくる傾向が強くなるので注意。 バックパックのランチャー(砲身部分)と両腕に付いているチェインガンは本体と別に耐久値が存在し、 集中的に攻撃することで火花や煙が出始め、最終的には破壊して弾幕を薄くすることが出来る。 ランチャーはチェインガンに比べ極めて硬いが、破壊できればミサイルよる事故死を完全に封じることが出来る。 自分以外にもランチャーを狙う味方がいれば協力して最優先で破壊するのも一つの手。 また3つの武器全てを破壊してしまうと踏みつぶそうとひたすら追いかけてくるようになるのも注意。 ブルマックの位置によっては、天井のあるマップ(Checkout等)では両チェインガンを、 ブルマックの半身が隠れる場所ならば片方のチェインガンとランチャーを潰す事で無力化に近い状態にする事も出来る。 落ち着いて他の雑魚を殲滅し、二手に分かれてブルマックの背後に回りこみタンクを集中砲火するのが一番素早く倒す方法。 ただし危険だと思う場合は、安全な位置にカバーして地道に撃ち続けるだけでも十分撃破可能なので臨機応変に対応しよう。 ランチャーのミサイルはかなり広範囲に及ぶ爆風と追尾効果があり、普通にカバーしているだけだと結構な確立で巻き込まれてしまう。 幸い発射する前に専用モーションがあるので、発射態勢に入ったのを確認したら素早く障害物の後に深く回り込んでやり過ごそう。 少し過剰と思えるくらいに距離を取り、速めに回避行動に移るくらいの方が事故も防ぎやすく安全。 尚、その巨体に見合わず意外と狭い場所まで潜り込んで来るので屋内に逃げ込んでも安心しないように。 とにかく距離をとっての戦いになるので常に逃げ道を確保しておこう。 逃げる道中余裕があれば狭い通路にブームシールドを建てていくと引っかけて動きを止められる場合があるのを覚えておくとグッと戦いが楽になる。 ちなみにBlood Drive、Rust Lung、The Slabの3マップでは武器が壁に埋まる狭い地形が多い為か出現しない。 ランベントベルセルク(LA 2,100 Points) 一度に一体のランベントベルセルクが出現。三大アンチ篭もりボスその2。 ベルセルクと違い、ダメージの通る場所が胸部の肋骨に守られた心臓(黄色に光っている部分)のみ。 ラグなのか仕様なのかは不明だが、ホスト以外は心臓に直接弾を当てても非常にダメージを与えにくいのが厄介(ダメージの可否は着弾エフェクトの有無で確認可)。 やむを得ず心臓を直接撃つ場合は、ジャンプ攻撃後に一定時間肋骨が開いている時が比較的ダメージが通りやすい。 また普通に戦うと攻撃時にしか肋骨が開かずダメージを与えにくいが、火炎放射器で強制的に肋骨を開かせる事ができる。ただし火炎放射器ではダメージを一切与えられない。 一度火炎を浴びせるとしばらく肋骨が開いたままになるので、閉じたらまた燃やすのを繰り返すと弾の節約になる。 爆発物が特に有効で肋骨が開いている時ならトルクボウ、フラググレネードならどこに当ててもしっかりダメージが入る。 ブームショットの場合は敵本体ではなく、その周囲の床や壁などの地形に撃ち込み爆風に巻き込むことで大ダメージを与えることが出来る。 ただしフラグを刺すのは普通のベルセルク同様味方全員に当たり判定が出来るので避けること。 ジャンプによる衝撃波は効果範囲が非常に広いので出来るだけ広い場所で戦った方が無難。 体力が減ってきた時に漏れ出すイミュルシオンも避けやすい。 また、こちらのベルセルクも防衛設備を瞬時に破壊する。可能ならば基地周辺での戦闘は避けるよう立ち回ろう。 普通のベルセルクとは異なり誘導や引きつけが難しいので各自ボスの動向に注意しつつ雑魚掃討をしていくしかない。 尚、ローカストはランベントベルセルクも敵とみなし、ランベントベルセルクも同様なため、離れていれば同士討ちを誘発することも可能。 うまく逃げ回れば双方が弱っているところを一石二鳥を狙える。ただし、過信は禁物。 死亡時の大爆発に巻き込まれないように倒したら早めに距離を取るかカバーポジションに身を隠すこと。 最後の1人でなんとかボスを倒したけど爆発で死にました、なんて事にならないように。 その他、Trenches迫撃砲下等の一部の狭い場所ではジャンプ攻撃で地形にハマる現象が起こることがある。 ハマったまま倒せる場合もあるが、大抵はダメージを与えられなくなり自殺からのリトライ以外為す術が無くなるので注意したい。 ガンカー(LB 700 Points) とてつもなく硬い上に、それが何匹も同時にスポーンする。悪名高き屋外拠点キラー。 頭部にヘッドショット判定が存在しランサーやピストル、トルクボウなどHSでダメージが増える武器なら積極的に頭部を狙うと効率が良い。 籠状の左腕から投げ上げるイミュルシオンの塊は命中率が異常に高い上に射程も非常に長く爆風も大きい。 屋根の無い広いマップで遭遇した場合、常に上空を警戒すること。 特に狭い場所に固まっていると味方同士で巻き添えにし合うケースが極めて多いので、 適度に散開して十分な回避スペースを持って戦うのがベター。 マルチャーやワンショットなどの大型武器を使う時は逃げ遅れやすいので注意が必要。 自分が標的の場合、自キャラが専用の台詞(「来るぞー!」「In coming!」等)を喋ることが多いので聞き逃さないこと。 高Waveで拠点が屋外の場合、油断すると一瞬で壊滅させられることも多々ある。 さらに近距離ではクリーバーを取り込んだ巨大な右腕で突き刺す近接攻撃を使用してくる。 ノーマル一桁Waveでも一撃ダウンの威力の上、リーチが非常に長く地形すら貫通するのが厄介。距離を詰めすぎないよう留意しよう。 ちなみに、突きの射程内にいると近接攻撃しか行わなくなるが突きはブームシールドを構えた状態で正面からなら完全に防ぐことが出来る。 一応砲撃を封じることが出来るが他の敵からの攻撃に対処できなくなるので実用性は低い。 その他、ランベントであり足も遅いのでローカストがガンカーと戦い出すことも多い。 グラインダーとガンカーが戦うと互いに大きく削り合い漁夫の利が取れることも。 厳しいときは上手く逃げ回って相打ちを狙うという選択肢もあることを頭に入れておくとうまくWaveを越えられるかもしれない。 イミュルシオン塊は迫撃砲の如く大きな放物線を描いて飛んでくる為、建物の中に入るか、建物の中に誘導すると無効化しやすい。 Blood Drive、Checkout、Depths、Rust Lung、The Slabのような全体的に天井の低いマップでは近接攻撃しか使用しないので対処が非常に楽。 サベッジコープサー(SL 875 Points) 個々は差ほど強くは無いが、数が多く(一度に2~3体×数セット程出現する) 地上歩行中であればバリアで通常通り動きを鈍らせることは出来るが、 一旦地中に潜ると防衛設備を無視して凄まじい速さで突っ込んで来るのが非常に厄介。三大アンチ篭もりボスその3。 拠点に入り込まれて混乱している隙に他の敵まで雪崩込んでくる状態になりやすい。 複数のコープサー+大量の雑魚+セラピードのコンボはまさに地獄絵図。 特に逃げ場がないOVERPASSの高台のようなポイントは格好の餌食。そうならない為にも、ボスWaveは柔軟な対応をしよう。 ベルセルク系の敵の時と同様に、拠点周辺に敵が集まりすぎたと感じたら速やかに退避するように。 基本的に近接攻撃しか仕掛けてこないが、脚の装甲が普通の弾丸を弾くので正面からは非常に攻撃しにくい。 爆発系武器や火炎放射器なら装甲を無視して攻撃出来るので非常に有効。 地中に潜る動作中や潜行している間はダメージを与えられず長い無敵時間が多い点でも一発で大ダメージを狙える武器が推奨される。 燃やすとすぐに仰け反って動きを止められる他、判定が独特で難しいがブームショットやトルクボウならヘッドショットに成功すれば一撃で倒せる。 ちなみに仰け反り中はチェーンソーでの攻撃が可能だが一撃では倒せない。 また、攻撃を食らい地中に潜る度に攻撃対象を変更するので一人一人が常に周囲を警戒すること。 潜行中に行う引っ掻き攻撃は数回命中判定があり、 一発の威力が非常に高い後半のWaveでまともに食らうとダウンと同時にミンチにされるので確実に回避するよう心がけよう。 突っ込んでくる際左右や後方ではなく前方へすれ違うようにローリングすると回避しやすい。 ちなみに、コープサーは地面に刺したブームシールドを倒すことが出来ない。 ダメージを受けない限り潜行は行わず攻撃対象も変更しないので状況によっては足止めにも利用出来る。 ただし後方から来た他の敵にシールドが蹴り倒されることも多く、活用出来る場面は少ない。 その他電気ワイヤー以上のバリアにぶつかると連続ツメ攻撃で壊そうとしてくるが、 バリアが破壊されるまでの間はいくらダメージを受けても仰け反らず潜行も行わなくなる。 その隙に無敵時間の影響を受けず集中砲火で一気に削り倒すことも出来るので、 コープサーの出現が予想される時は状況によって高LVのバリアを設置するのも一つの手。 フレイムセントリーに攻撃されるとコープサーが潜ってしまい危険なので、サベッジパターンではフレイムセントリーを建てない方がいいだろう。 Lv3のスタン効果付きセントリーまでならコープサーは潜らない。 コープサーの潜り引っ掻きは自分に来るなら避けることも容易だが、違うプレイヤーに行ってしまうことも多い。 対コープサー戦でのダウン・デス要因は、他の雑魚敵を対処中に視界外からの潜り引っ掻きがかなりの割合を占める。 なるべく潜らせないように立ち回れると不意の事故が減り多少楽に戦える。 尚、階段付近で潜られる→攻撃対象が上階へ行く→地面を掘る音だけでそのまま出てこない、といったバグが報告されている。 もし遭遇したら完全に詰んで自殺してリスタートするしかなくなる。 リーバー(QL 825 Points) 複数のリーバーと共に、大量の雑魚が同時に出現する。 ノーマル程度なら大して脅威ではないが、高難易度だともしかすると最強かもしれない敵。 仲間の布陣に関係なく、突然頭上に湧き出るように出現する事もあるため不意打ちによる事故死が非常に厄介。 移動速度はそれなりだが歩幅が広い為かバリア類の影響を一切受けない特性がある(接触してもダメージは受けず破壊もしない)。 砲撃は撃つ位置が高いので一旦接近されるとカバーしても爆風でやられる可能性が非常に高い。 特にCheckout等の殆ど平面のマップだと脅威度が跳ね上がる。その為遠くにいる内に集中砲火を浴びせ最優先で倒すこと。 拠点まで入り込まれた時点でほぼ全滅が確定するも同然なので、如何に寄せ付けないかが鍵となる。 幸い撃つ前に照準器が光る予備動作があり、身を隠すタイミングは計りやすい。遠距離なら撃つのを見てからでも比較的簡単に避けられる。 ある程度接近を許してしまった場合はライフル類のブラインドショットを活用すると比較的安全に攻撃出来る。 無防備に身を晒して攻撃し砲撃をモロに食らうと近くの味方まで巻き添えにしやすいので特に注意すること。 初心者がやりがちなミスの典型パターンでもある。 一応腹の下にある赤い部分が弱点だが、幸いボスの中では一体当たりの耐久値が低く的も大きい為どこを狙っても比較的簡単に倒すことができる。 ワンショットや迫撃砲で一気に仕留めるのも悪くない。グレネード系を足元に投げても効果が薄いので注意。 タレットやマルチャー、バルカン、SB等の高火力武器が物を言う。ありったけの火力を叩き込もう。 ただし回避に難がある武器は例によって砲撃にも極めて弱くリスクも大きいので注意。 尚、前作では腹の下が死角だったが本作では真下に向けても砲撃してくるようになった為懐に潜り込む手は通用しない。 ちなみに、ブルマックより身体が小さいが意外に引っかかって通れない場所が多い。 雑魚への対処 Hordeにおける戦闘の大半はこの雑魚への対処がすべてと言える。 非常に種類が多くその時々の敵グループでも出現パターンが変動するが、 共通して特に注意が必要なのは強力武器や重火器、一部の一撃キルが出来る武器を所持した種類と 撃破に時間がかかりやすかったり動きが速い等で侵攻されやすい種類。 序盤のWaveであっても油断すればあっさり死亡する恐れがあり、後半ではさらに危険性が高まる。 ランサー、レトロランサーを持ったサイクロプスやサベッジドローンのチェーンソー、レトロチャージにはプレイヤーも例外なく一撃キルされる。 また、離れた位置から広範囲に大ダメージをばらまくフラグ、ブームショット、インクを持つグレネーディア、ブーマー、カンタスにも油断出来ない。 特にグレネーディアは後半Waveでうっかり拠点に進入されるとナッシャーで次々と味方をダウンさせてしまうこともある。 敵の攻撃力が増加するWave31以降では、一撃ダウンの高威力爆弾を担いでガンガン特攻してくるティッカーも大きな脅威となる。 一度接近を許すと顔すら出せない弾幕を張るミンチメーカー・別名連鎖ダウン名人のグラインダーも決して侮れない。 敵の挙動別の対処法は下記参照。 ティッカー(core 105 Points) x1Wave~出現。 とにかく嫌らしいのが爆発による防衛設備への甚大な被害。 施設の近辺で爆発されるとかなりの耐久低下を招くので、できるなら殴り(蹴り)で蹴り飛ばし設備から離した上で倒した方がいい。 接近してきている時にうっかりダウンすると爆発で連鎖的にトドメを刺されてしまう事が非常に多いので要注意。 救助する側も付近にティッカーがいる場合自爆される前に蹴り飛ばすか、一旦離れた位置で倒してから救助する等工夫すること。 攻撃力2.0倍以降はまともに自爆を食らうと一撃ダウンする程強力になるので視認したら接近される前に最優先で倒すこと。 雑魚だと思って舐めてかかり、Wave30代前半であっという間に壊滅状態に陥った…なんていうのも誰しも一度は経験があるハズ。 拠点に接近される前に素早く撃破出来れば設備の維持にも繋がる。 スパイク、ワイヤーなら足止めしている間に蹴り飛ばすことが出来るが、 電気ワイヤー以上は触れると同時に自爆されてしまう為ティッカーの多い一の位前半のWaveでは設置する設備もよく考えるようにしよう。 気づくと回り込んで接近されていることが非常に多いのでヘッドフォンやイヤホンによる音響での感知が非常に有効。 高Waveになればなるほど一度のダウンの重みが増していくので無駄にダウンしないよう細心の注意を。 ワイルドティッカー(SL 70 Points) x2Wave~出現。 イミュルシオン爆弾を搭載していないとはいえ、群れで現れることが多く高Waveになるとひっかき攻撃のダメージもなかなか侮れない。 落ちている武器を優先的に飲み込む性質があり、グレネード類を飲み込んだ個体は倒した際に爆発するが何故か敵に対してしか判定がない。 またビースト同様防衛設備への攻撃力が異常に高い上に積極的に設備破壊を狙ってくる。 基本はティッカー同様接近される前に倒すのがベターだが、懐に入られたら素早く後転で距離を取りランサーやゴルゴンのノーエイム撃ちで一掃しよう。 ダウン状態のプレイヤーがいると素早く処刑する為要注意。余談だが、何故かダウンしたローカストも処刑することがある。 ボーナス箱から出現した個体は攻撃はしてこないが、ダウン者がいると処刑しようとしてくる。 レッチ(QL 70 Points) x1Wave~出現。 2のTUD(JP版では未実装)以降殴り一発では仕留められなくなっているので注意。 動きが素早いので一体ならランサーのチェーンソーで斬るのが楽。 ただし複数いるときはモーション中に囲まれ直後にタコ殴りにされる可能性があるので、後転後ノーエイムばらまき等で捌いた方が危険が少ない。 一部のマップの特定の場所では高くジャンプしていきなり下段から上段に進入してくるので要注意。 最善なのはやはり接近される前に素早く倒すこと。スポット等で仲間への注意も心がけよう。 シュリーカー(QL 245 Points) x4Wave~出現。 空飛ぶミニガン持ちティッカー、と言ったところ。ティッカー同様爆発物扱いなので巻き込まれないように注意。 ミニガンは威力は低いが休み無しで撃ち続けてくる為、体力の回復を阻害しつつ徐々にダメージが蓄積していくのが非常にいやらしい。 まとまっているときに撃ち落とすと爆風で複数倒せることがあるので狙うのもいいかもしれない。 浮遊している為地形を無視して徐々に寄ってくる上、一度接近を許すとカバーも役に立たないことが多いので早急に対処しないと非常に厄介。 高Waveでは出現直後にブームショットやフラグを叩き込み一気にまとめて仕留めた方が何かと無難。 他、その自由すぎる行動範囲の為か希に地形の中に埋まってしまい倒せなくなるバグが起きる。 ドローン(core 105 Points) x1Wave~出現。 特になし。手動連射すれば強力なハンマーバーストもフルオート撃ちしかしてこないので脅威度は低い。 しかしハンマーバーストは距離による威力減衰が無いこともあり、複数体を一度に相手にするとなかなか洒落にならない火力になる。 侵攻速度は標準的なので、数が多くても無理はせずダメージは確実に回復させながら戦うように。近距離では殴りにも注意。 スナイパー(core 210 Points) x2Wave~出現。 ドローンよりもやや体力が低い他LS装備の為攻撃の密度が低く、ノーマルでは例えHSされても一発ではダウンしないので単体での脅威度は低め。 ただし終盤のWaveや高難度では威力と精度が格段に向上し嫌なタイミングで長距離からHSの大ダメージを叩き込んで来たり、場合によっては一撃でダウンさせられるので要注意。 特に高難度ではあっという間に2ダウンを奪われて殺られてしまうケースが多い。難易度によって脅威度が非常に大きく上下する珍しい例。 (全快時ハード攻撃力2倍・インセ攻撃力1倍ならダウン寸前、ハード攻撃力2.5倍・インセ攻撃力2倍以上でダウン) 他の敵と比べあまり積極的に距離を詰めて来ないが、しばらくすると焦れて無鉄砲に突撃して来ることが多い。 しかし歩きながらLSを腰溜め撃ちする暴挙に出る上、長いリロードで隙だらけの為殆ど脅威にはならない。 ただし、一撃ダウンする高難度では立ち止まった状態での精密射撃が洒落にならないので決して油断しないこと。 ボルター(SL 175 Points) x6Wave~出現。 装備はボルトックピストルのみだが動きが速く積極的に距離を詰めてくる。 攻撃の密度が小さく体力も低いので脅威度は高くないが、終盤のWaveや高難度ではHSで大きなダメージを受けるので注意。 サイクロプス(QL 210 Points) x6Wave~出現。 前作に比べて出番が少なくなったため存在感が薄くなったものの相変わらずランサー持ちなので注意。 曲がり角での出会い頭や、元気に中型を刻んでいたところを背後から自分もチェーンソーで真っ二つに、なんてこともしばしばある。 互いにランサーを所持している場合チェーンソーデュエルに発展しやすい。 射撃による連続的な攻撃も一気にダメージを与えてくるので侮れない。高Waveではかなりの火力を持つので十分注意しよう。 処刑やチェーンソーボーナスタスクがある時でもこいつが出ている時は自分が刻まれないよう細心の注意を。 グレネーディア(QL 105 Points) x2Wave~出現。 出現数は他の雑魚と比較して若干少なめではあるが、絶対に侮ってはならない敵。最大の遊撃キラーかつ連鎖ダウン名人。 ナッシャーショットガンの近距離での高威力、ボルトックピストルによる中距離からの狙撃は乱戦時にかなりの脅威となる。 特にナッシャーは例えノーマルの序盤であっても侮らないこと。後半では近距離でまともに食らうと一撃ダウンし、近めの中距離でも大ダメージを与えてくる。 気づかずに接近されてしまわないよう細心の注意を払い、完全に相手の射程に入ってしまっている場合でもブラインドファイア等で不用意に身を晒さないよう心がけよう。 Wave31以降は下一桁前半のWaveであっても絶対に油断しないこと。 無鉄砲にチェーンソーで斬りかかってナッシャーであっさり返り討ちダウン、さらに救助に来た味方までダウン…はやり慣れているプレイヤーでもやってしまいがち。 ボルトックも後半ではHS率が大幅に上がりダメージレートが跳ね上がるので、中距離以上で撃ち合う場合も危ない時は無理せず体力を回復させるようにしよう。 倒すと時々ナッシャーやボルトックに加えてフラググレネードもドロップするが、戦闘で使用はしてこない。 グレネーディア・エリート(core 245 Points) x6Wave~出現。 グレネーディアの上位種。外見以外の体力や攻撃精度などには目立った変化がないが、最大の違いはフラググレネードを戦闘でも積極的に使用してくる点。 全Wave通して一撃ダウンの高威力な上、今作ではかなりコントロールよく投げ込んでくるので要注意。 幸い丁寧にエイムしてから投げるので、視界に入っていればエイム中に撃つことで中断させることが出来る。 特に広範囲から狙われる位置に陣取っていると不意打ちで投げ込まれやすいので気を付けよう。狭い場所だと投げ込まれてから回避するのは非常に難しい。 また極希にだが至近距離では直刺ししてくることもある。 通常のグレネーディア同様フラグをドロップすることがある他、ダウンさせた後ミートシールドすることで確実に奪うことも可能。詳しくはTips参照 余談だがフラグ装備中に突撃モード等でローディランすると、何故か上体だけ直立不動のまま全力疾走し見る者を何とも言えない気分にさせてくる。 フレイム・グレネーディア(core 245 Points) x6Wave~出現。 接近を許すとかなりの脅威だが、遠距離でもテンションが高く火炎放射を度々繰り返して自らの存在をアピールする。 遠くから素早く視認して背中の燃料タンクを狙って攻撃しよう。 燃料タンク引火での撃破は得られるキャッシュが通常より多く、ボーナスWaveのターゲットとなることもある。 先に味方が炎でダウンしていた場合は迂闊にタンクを攻撃すると、爆風で味方ごと消し飛ばしてしまう可能性が非常に高いので注意。 その火炎放射器は接近戦で洒落にならないほど強力な為、例え低Waveであっても自分から近距離戦を挑むのは自殺行為そのもの。 高Waveで接近を許すとダウンを通り越してそのまま美味しく焼き上げられてしまう事も少なくない。 運悪く近距離で会敵してしまった場合殆どダウンは免れないが、決して真正面から撃ち勝とうとはせず可能な限り距離を取り直すように。 ただし至近距離の場合なら逆に距離を詰め回り込むように動くと焼かれずに済む場合もある。 尚、使用はしてこないが倒すとフラググレネードもドロップすることが多い。 ダウンした味方が生焼けで燻っている時はすぐ近くにこいついる可能性が非常に高いので連鎖ダウンさせられないよう細心の注意を払うこと。 セロンガード(core 280 Points) x7Wave~出現。 トルクボウは破壊力はあるが発射までしばらく時間がかかり、低Waveではそれほど怖い相手ではない。 しかし高Waveになると精度が非常に高くなり、かなり遠くからでも正確に狙ってくる。充分にタイミングをはかろう。 カバー状態のセロンのトルクボウの灯りが見えたら、撃つまで待つか撃ち込んで怯ませるのも手。 存在に気づかずうっかり刺されてダウンすることも少なくないので周囲への警戒を怠らないこと。 刺さったらノーマルの攻撃力一倍までは体力全快ならダウン寸前、それ以上はダウン確定。 トルクボウは殴り攻撃の威力が高いので、乱戦の時には注意。 リーバーライダー(QL 175 Points) ボスのリーバーの後部座席に射手として乗っているセロンガード。 通常のセロンと同じくトルクボウを装備しているが、倒してもドロップはしない。 こいつに狙われている時にリーバーの砲撃でダウンするとそのまま追い打ちでトドメを刺してくるので要注意。 ビーストライダーとは異なり、乗っているリーバーが倒されるとそのまま落馬(?)で死ぬ。落差がある為? 余談だが、運転席で操縦を担当しているドローンには何故か固有名もポイントも与えられておらず地味に扱いが酷い。 ビーストライダー(QL 175 Points) x9Wave~出現。 ドローン同様ハンマーバーストを装備。ブラッドマウントの乗り手として出現する。 先にブラッドマウントを倒すと、ビーストライダーが一定時間地面に倒れて隙ができる。 グレネーディアの一種であり、倒すと時々フラグを落とす。(スポットすると「グレネーディアだ!」と言う) なお遠距離武器を持つ中型歩兵で唯一ダウンをとれない敵である。スモークグレネードを直刺ししても怯むだけでダウンをとれない。 ブラッドマウント(QL 420 Points) x9Wave~出現。 雑魚敵の中でも最高のタフネス(難易度ノーマルでも体力2.5倍ではフラグ直刺しにすら耐える) と高い機動力を合わせ持ち、殺傷力の高い鉤状の後脚が武器の獰猛な獣。ロデオの如くビーストライダーが乗って操作している。 前作では一度に大量に沸いて足止めする手段も少なかったので極めて脅威度が高かったが、今作では希に数体沸く程度。 しかし依然として動きが速い分、バリアで足止め出来る時間は短く前線を突破されやすい。 一度進入を許し対処に気を取られるとその隙にその他の敵にやられる危険性が跳ね上がるので決して甘く見ないこと。 先にビーストライダーを倒しブラッドマウントだけが生き残ると、暴れ出して手がつけられなくなる。 ただし高Waveではビーストライダーのハンマーバーストもかなりの威力になる為、 状況によってはビーストライダーから倒した方が良い場合もある。 HS判定はあるがトルクボウのHSが通用しない唯一の敵。 ただし爆発系を除くヘッドショットダメージボーナスのある武器でブラッドマウントの頭を撃つと、 一度だけ損傷したヘルメットを引きはがす動作が入り動きが止まる。その隙を狙って味方と協力して集中砲火を叩き込むのが極めて有効。 後脚の攻撃は高waveだと一撃でダウンになるので近づかれる前にライフル等で仕留めるのが得策。 体力が極めて高い上に高速で突っ込んでくるので高威力・高ダメージレートのブームショット、マルチャー、タレット等の火力が物を言う。 尚、前作と同様に本作でも地面に建てたブームシールドは蹴り倒せない為足止めに利用出来る。 終盤になると急に現れたブラッドマウント1体で本陣を壊滅させられることもありえるので、 クイーンパターンの場合x9Wave以降はマルチャーかブームシールドを持ち越しておきたいところ。 カンタス(core 420 Points) x5Wave~出現。 強固な皮膚によって細身ながらブーマー系に匹敵する体力を持つ他、周りのローカストを詠唱で回復させる能力を有する。 基本的に効果範囲内にいる中型がダウンすると詠唱を始めるが、反応の早さは後半のWaveになるにつれて上昇していく。 回復量はそこまで多くはないが効果範囲内の個体全てが対象で、ダウンから蘇生させた場合は体力が全回復してしまう。 特に複数のカンタスがいる状態だとダウンと同時に頻繁に蘇生されてしまうので弾が無駄になりやすい。 主武器のゴルゴンはある程度接近されない限り脅威になることは少ないが、むしろ副武器のインクグレネードの方が厄介。 もしインクでダウンさせられた場合、Aボタン連打の這いずりですぐに効果範囲から脱出すること。 効果範囲内で味方に救助されると連続してダメージを受けまたすぐにダウンしてしまうので。 逆に味方を救助する場合も這いだしてくるのを待ってから助けるようにしよう。 ただし、効果範囲は敵も避けて通ることが多いので近くに味方がおらず処刑までの時間稼ぎをしたい場合は敢えて中に留まる選択肢もある。 これらの様々な理由からなるべく早く倒したい敵だが、攻撃が当たりにくい上に頻繁に側転するので時間がかかりやすい。 背丈があり頭の位置が高く、立ち止まる頻度は高いのでロングショットやトルクボウの狙撃によるHSが極めて有効。 大型ローカストの中では唯一チェーンソーとディガー直当てで一撃で倒すことが出来るが、 近距離に強いゴルゴンを装備している上、接近するとスタン効果のある咆吼を行うので無理には狙わないこと。 スタン中に他の敵にやられる事も少なくない。 また、通常の射撃で倒すと所持しているインクグレネードがその場で起爆しやすい点にも注意が必要。 アーマーカンタス(QL 700 Points) x8Wave~出現。 後半のWaveになると出現率が上がる。二体同時に出現する事もザラ。 カンタスの強化版で、身に纏った鎧で通常の弾丸ではダメージが非常に通りにくい他、 その装甲と重量を活かした回転体当たり攻撃とゴルゴン二丁持ちの凄まじい弾幕は瞬間的にダウンさせられかねない。 叫んでいるときに輝く無防備な口に向かって攻撃すると大ダメージを与えられ、 トルクボウやブームショットの直撃ならばヘッドショットとなり一撃で倒すことが出来る。 燃やしたり爆破したりすると転倒し、怒って咆吼する為足止めに役立てよう。 尚、ダメージは与えられないがスモークグレネードでも転倒させることが可能。 フラググレネードを直に刺すと一撃だが、かなりの確率で直後に体当たりで轢かれたり 至近距離ゴルゴンで蜂の巣にされるのでいきなり狙うのは避けた方が賢明。 前述のように爆発武器でダメージを受けると一時的にダウンするのでその隙に刺すのが無難。 しかし高Waveではその距離まで接近を許すこと自体が極めて危険な為、 視認次第トルクボウやブームショットの2発で転倒&ヘッドショットした方が遙かに安全。 ランサー等でゴリ押しすると大量に時間と弾薬を消費してしまうので、 ブームショットや火炎放射器、トルク等の武器があれば迷わず使うこと。 クイーンパターンでは予めx8Wave開始までに爆発系か火炎系武器を確保しておくと安心。 ※余談だが、装備としてボルトック二丁という案もあったが最終的には却下された。 ブッチャー(SL 210 Points) x2Wave~出現。 前作Gears of War 2のHordeでは全体的に動作が遅く特に脅威となることは無かった。 しかし今作ではローディランや段差乗り越えも使用し、動きながら近接攻撃してくるようになり脅威度が大きく上昇した。 前作の感覚で殴りのみで倒そうとしたりするとあっさりに返り討ちにされるほど。 標準アーマーの上にエプロンを着ている為か密かにブーマー系の中で最もタフで体力が一番多い。被弾時の効果音も金属的。 ブーマー(core 385 Points) x4Wave~出現。 律儀に「ドカーン」の掛け声の後にブームショットを撃って来る、頭が足りてるのか足りてないのかよく分からない敵の一つ。 密着するほど接近すると射撃はしてこなくなるが腕でなぎ払う近接攻撃をしてくる。 一番危険なのが中距離程度。ブームショットは爆風が広いのでギリギリ回避したつもりがダウンさせられたということになりがち。 出現を認知したらカバーし、掛け声を発したら頭を引っ込めるようにすると比較的防げる。 ただしカバーポジションの両サイドや、すぐ背後に壁や障害物がある場所だと頭を引っ込めても地面や背後の壁に命中した爆風でダウンすることがあるので注意すること。 ブームシールドを刺してカバーする場合も近くの味方を爆風に巻き込まないよう位置に気をつけよう。 高Waveになると攻撃の精度と威力が格段に向上し、かなりの長距離からでも華麗にロングパスを決めてくるようになるので要注意。 特に広いマップの高台やタレットのような無防備な場所が格好の餌食にされる。 距離があってもブームショットの銃声が聞こえたらすぐに頭を引っ込めるようにすればこちらもだいぶ安定する。 可能ならば見つけ次第スポットし味方にも警戒を呼びかけよう。 逆に超近距離なら射撃しないので、一気に接近してフラグ直刺し、 またはある程度事前にダメージを与えているならばソードオフショットガン等で倒すほうがリスクは無い。 高Waveでは殴りで一撃ダウンさせられてしまうが緊急時は密着して周囲を回りながら腰溜め撃ちを叩き込むのも一つの手。 「ドカーン」と口にしてもすぐには撃ってこない場合があるが、 いつでも撃てる状態となっているので一瞬だけ顔を出して発砲を誘発させリロードの隙を突いて攻撃しよう。 フレイム・ブーマー(QL 315 Points) x3Wave~出現。 対処方法は基本的にフレイム・グレネーディアと同じである。 ただし狭い場所で真正面から攻め込まれると体力の多さもありかなり厄介。爆発系武器ならばタンクに引火し一撃で倒せることが多い。 身体が大きくタフで撃たれても怯まない為フレイム・グレネーディアよりタンクに引火させるのが難しい。 グラインダー(core 525 Points) x7Wave~出現。 クダケチレーの声に続いてばらまかれるマルチャーの猛烈な弾幕は遠距離では集弾性の低さもあって脅威にはなりにくい。 しかし中~近距離では恐ろしい程に強力で後半のWaveではまさに一瞬でダウンさせられてしまう超火力となる。 さらに一度あたりの射撃時間が長く隙が少ないので一度接近を許すと逃げるのさえ難しくなる。 その上、他のブーマー系と異なり近接攻撃は行わずゼロ距離でも銃撃してくるので懐に飛び込んで動き回る手も通用しない。 救助しに来た味方が立て続けに巻き添えになるケースも多い為、例え一体いるだけだとしても決して油断しないこと。 視認し次第、遠距離にいる内に出来る限り早く倒してしまうのが最良。 ボスWaveの乱戦では不意の接近が避けられない為、隙の無さや硬さが相まって最高クラスの脅威度になる。 カバーとブラインドショットを駆使して距離を取りつつ射線に晒されないよう上手く立ち回ること。 ちなみに、重火器を保持している為かブーマー系の敵で唯一カバーポジション乗り越えとブームシールド倒しが出来ない。 モーラー(core 525 Points) x8Wave~出現。 ブームシールドを装備し武装も爆発性のあるフレイルのみの接近戦特化型ブーマー。 トツゲキーの声と共に特攻してくるが撃ち込まれると即座に防御姿勢を取る柔軟さを持つ他、 攻撃力も極めて高くチュブシテヤルの一振りはまともに食らうとほぼ確実にダウンさせられる。 ただし相変わらず動きは鈍重な為、この敵単体よりもバリアに長居して与える損害や後に控えた他の敵に接近されやすくなることが脅威となる。 ダウンした味方の側にこの敵がいる時は仲良くまとめてチュブされないように先に倒してから救助するよう心がけよう。 盾を構えているときは攻撃してこないが前作に比べて防御範囲が広くなっているので注意。 正面から撃つ場合ははみ出した足を狙うと当たりやすい。 カバーポジションなどの障害物やインク、フレイムグレネードの効果範囲が あると回避の為に無防備な側面や背面を晒すので一気に攻撃を叩き込もう。 攻撃頻度はさほど高くないので大きく削った後のトドメとして一気に接近してソードオフや火炎放射器で仕留めるのも効果的。 ただしやたらと狙いすぎて逆にダウンさせられないよう注意し、構えていない状態でも盾自体には防御判定がある為盾の真正面以外から攻撃しよう。 高Waveで防衛線を突破されそうな時やボスWaveの乱戦で少しでも早く倒したい時はフラグの直刺しで一撃で倒すのも極めて有効。 その際、刺す前に少し撃ち込んで盾を構えた状態にしておくと刺して待避するまでの間に攻撃されにくい。 サベッジドローン(SL 175 Points) x4Wave~出現。 レトロランサーを装備していてレトロチャージも使用してくるので乱戦時は注意。 特にチャージは一度始まったら倒すかダウンさせるまで止まらないので間に合わないと思ったら確実に避けること。 通常の殴りや不発チャージも威力が高いので注意。 突撃傾向が強いが体力がやや低く、レトロランサーもフルオート撃ちしかしてこないので通常Waveでは接近される前に仕留めやすい。 サベッジブーマー(SL 385 Points) x7Wave~出現。 ディガーランチャーを撃ってくるが軌道がわかりやすく弾速も遅い為、遠距離ならば攻撃の回避自体は難しくない。 ただしバリアは貫通せずに起爆する為設備に甚大な被害を及ぼしてくるのがなにげに厄介。 気づいたらバリアが全損していて他の敵がまとめて雪崩れ込んで来ることも少なくない。 また通常のカバーポジションを貫通する性質上、一度接近を許すと回避に大きく動き回る必要があり他の敵にやられる危険性が跳ね上がるので要注意。 これらの点を踏まえ、視認し次第出来る限り早く倒すのがベター。ボスWave時の乱戦でも注意を忘れずに。 サベッジセロンガード(SL 175 Points) x4Wave~出現。 中型の敵の中で最も体力が多く、クリーバーを持って特攻してくる。 しかしローディーランは使用せず速度は標準的なので、接近される前に仕留めよう。 近づかれたらチェーンソーやゴルゴン等で応戦すると楽。前作に登場したサイアと対処法が似ている。 攻撃力が非常に高くなる高Waveだと一振り目でダウンし二振り目でそのまま真っ二つにされるので要注意。 また、ブームシルードにカバーしていると楽に対処できる。 クリーバーを持っていると盾を蹴り倒せない上、余程角度が悪くない限り斬られる事もないので落ち着いて対処しよう。 尚、近接攻撃しかできないと思われがちだがダウン復帰やスタン等でクリーバーを落とすとカバーしつつボルトックで攻撃してくるようになるので注意。 ちなみにボルトックはクリーバーを先に落とさせておかないとドロップしない。 ジャイアント・セラピード(SL 525 Points) x9Wave~出現。 ムカデに似た惑星セラ原生の凶暴な節足動物…の大型個体。身体が電磁コーティングされていて非常に頑強。武器は大顎による噛みつき。 ノーマル攻撃力2倍以上では一噛みでダウンさせられる。 光る体組織がはみ出している最後部の節が弱点だが、いきなり倒そうとすると速い動きに平たい身体も相まって非常に狙いにくい。 まずは頭部に弾を叩き込んで怯ませるか、バリアや地面に刺したブームシールドなどで足止めしてから弱点に集中砲火を浴びせよう。 総じて倒しにくいので後回しにしがちだが、ボスWaveの遊撃でこいつがいると難易度が跳ね上がってしまう。 よって、他の敵がプレーヤーの周りに集まってくる前に迅速に処理しておくのがベター。 ちなみに最後部の節は端の光っている部分だけでなく、「節」そのものが弱点の為正面からでもよく狙えば破壊していける。 頭部を撃って動きを止める際、近すぎると頭部が非常に狙いにくく噛みつかれやすくなるので焦らず十分な距離を稼いでから確実に撃ち込むようにしよう。 身体が短くなるにつれて移動速度が上昇し距離を取りにくくなっていくが、逃げる途中に段差を何個か乗り越えるとグッと時間を稼ぎやすくなる。 他、弱点以外の節を撃っても一応ダメージが蓄積されていく。 ただし見た目状の変化はなく、他の味方が普通に弱点を撃っていって倒した場合も殆どアシストが加算されないのでわかりにくい。 例としてある節に集中砲火を浴びせ、その後の全ての節の分も含む体力を削りきるとその節と後の全ての節が一気に破壊される。 その為足止めしつつトドメになる前から三番目の節を延々と集中放火して倒すことも出来るが、 普通に撃ち込むとかなりのダメージを与える必要がありタレットやマルチャー等の高火力火器が無いと時間がかかりやすい。 その代わり、怯んだ際にギリギリ見える節の裏側の色が明るい部分は比較的ダメージが通りやすいので手持ち火器で対処する場合は覚えておこう。 この方法だと正面からでも1人で対処可能な他、節の減少による移動速度上昇も防げるのがポイント。 ただし、攻撃モーション中は頭部に弾を受けても怯まなくなるので注意。 希にだが、ラグや回線環境によってはクライアントの攻撃では怯ませられない場合もある。 ランベントポリープ(LA LB 105 Points 変異ドラッジから発生するものは 17 Points) x1Wave~出現。 通常通り出現する他、変異体ドラッジから沸き出てくることがある。数が多いので見逃さないように。 通常のキャラでは回りこまないといけない場所にも飛び込んでくるため、油断は禁物。(Thrashballの観客席等) 死亡時の爆発はティッカーに比べると威力が低めだが高Waveでは侮らないように。 また、頻度は低いが遠距離からイミュルシオンを吐き飛ばしてくる事がある。 ランベントドローン(LA LB 105 Points ナッシャーorボルトックの個体は 245 Points) x1Wave~出現。(ナッシャーorボルトックの個体はx5Wave~出現) 比較的柔らかくランベントの中では楽な部類。 通常のドローンと比較するとカバーする頻度がやや低いが、出現する時に音を出さないので不意打ちされないように注意。 特にランベント系の敵は本来沸かないであろう場所からも不意に沸くことが多々あるので、足音を聞き逃さないようにしよう。 爆発ダメージはランベントレッチと違い低いのでチェーンソーで斬るのも有効。 ただし既にダメージを食らっている時はこれがトドメになることもあるので注意。 特に後半、終盤のWaveや高難度では決して無視出来ない威力になりダウン状態で巻き込まれると死亡することも多いので要注意。 また、ナッシャーショットガンかボルトックピストルを装備した個体(元がグレネーディア?)もいるので注意。 幸いフラグは使用せず武器の切り替えも出来ないが、グレネーディアと同じくナッシャーを持った個体に接近されるとかなりの脅威なので絶対に油断しないこと。 こちらの個体も不意に沸く場合があるので厄介。 余談だが、通常はダウンしないがスモークグレネードを刺すとダウンさせる事が出来、各種処刑も可能になる。 尚ダウンしたランベントドローンにはExecutionルールが適用され遠距離からのアサルトライフル・ピストル(ボルトックHS除く)攻撃では止めを刺せず少々面倒。 カンタスの回復はもちろんランベントドローンには非適用。ランベントドローン同士でのみダウンから救助ができる。 ランベント人間(LA 140 Points) x4Wave~出現。 一度に大量に出現し、体力は少ないが動きが速く囲まれると非常に危険。 ダウンしても執拗に攻撃し続ける個体が数体残り間髪入れずに殺されるので要注意。 その性質上、大量に固まっているところに爆発性武器や連射武器の弾幕をぶち込むと楽。 数が多いのでスパイクやバリアーに引っかけて倒すのも有効である。 余裕があればキャンペーン同様にレトロチャージでまとめて轢くのも爽快。 ポリープ・レッチ同様一部地形を飛び越えてくる。 ランベントレッチ(LB 140 Points) x3Wave~出現。 第一作Gears of Warにも登場した発光性レッチ。通称ピカレッチ。 その正体はランベントの一種で本作ではより黄色味が目立つデザインになった。 基本的な動きは普通のレッチと同じだが、倒すと強力な爆発を起こし レッチ同様チェーンソーで対処しようとすると、爆発ダメージを確定で喰らう羽目になる。 高難度や高Waveでは死因に繋がるほどの威力となり小型の敵の中でも接近を許すとトップクラスに危険な為、 出来る限り遠距離で視界に入り次第最優先で撃ち倒すこと。 うっかり拠点に接近を許すと思わぬ場所からいきなりジャンプで入り込み奇襲を仕掛けてくることもある。 密集している時に倒すと連鎖的に爆発が起こりダウンから間髪入れずに爆死するケースが多い為要注意。 ダウンした味方が巻き込まれるパターンも多い。 ランベント・ドラッジ(LA LB 無変異個体 280 Points 変異性個体 420 Points) x3Wave~出現。(変異性固体はx5Wave~出現) ランベントドローンと異なり一回り体格が大きく、動きが緩慢である。 イミュルシオン汚染で強化されたハンマーバーストを装備。銃声と火線に特徴があるが倒してもドロップしない。 ヘッドショット判定が頭部の他に光っている腹の中心にも存在する。 能力の個体差が顕著で耐久値の大小、変異性の有無、撃破で得られるキャッシュが$280と$420の二通り等バリエーションに富んでいる。 変異しない個体は極端に柔らかいが死にかけになると走り寄って自爆するものと、ブーマー並に極端に硬いものの2種類がいる。 変異する個体は非常に硬く、撃ち込むと左右にふらふらする特徴があるので上記と見分けるのは容易。 それに加え変異する個体は後頭部から長い触角のようなもの(ポニーテールみたいなもの)が生えてるので、変異性か否かはそれで見極めることも可能。 また、変異性の有無に因らず死亡時に非常に強力な爆発を起こす。付近に他の敵がいる場合は巻き込むことも可能。 加えて近距離だと直にイミュルシオンを吐きかける強力な近接攻撃をしてくる。 チェーンソーで斬るかレトロチャージで串刺しにすると自動的に蹴り飛ばし、 ショットガンで倒した場合は後方に吹っ飛んでから爆発する為距離が取りやすい。 しかしその他の武器を使っている時は間髪入れずに爆発するので迂闊に近寄らないこと。 変異性の個体は一定のダメージを受けると腕・頭部・下半身のいずれか、もしくは複数が変異し攻撃パターンが変わる。 変異開始から変異終了までの間は無敵状態になっているので弾を無駄にしないよう注意。 頭部変異は火炎放射器のごとく気体のイミュルシオンを放射し、腕部変異は腕から強力なイミュルシオン塊を投擲してくるのに加え近距離で一撃死攻撃を行う。 高Waveだと凄まじい火力になり、迂闊に相手の射程内に入ってしまうとあっという間にダウンさせられかねない。 そして下半身変異はその場から動かなくなるが一定間隔ごとにポリープを産む。 このポリープは3匹ずつの4セット・計12匹産まれるとそれ以上は産まなくなる。 実用性は低いが「30秒以内に10体を倒せ」ボーナスの時、下半身変異ドラッジしか残っていなくてもこのポリープだけでボーナスクリア可能である。 このポリープの画面上に存在できる上限は6匹であり、上限に達すると下半身変異ドラッジは新しいポリープを産まなくなる。 下半身に加え腕部も変異しているドラッジは高所から攻撃してくるため、盾やベンチなどの背の低い障害物にカバーしていてもダメージを受けやすいので注意。 さらに変異体は死亡時の爆発の威力と範囲も格段に向上している為、変異後は接近せずに可能な限り迅速に倒すのが基本となる。 腕部変異ドラッジのみ左右の腕を落とす事でドラッジを倒す事ができるが、腕部+頭部変異ドラッジは左右の腕を落としてもドラッジを倒す事はできないので注意。 下半身変異で腕部も変異しているドラッジは腕を落としても再生してしまうので本体を狙ったほうが早く倒せる。 そして頭部変異個体は倒すと頭部のみがヘッドスネークとなって活動を続ける可能性があるので最後まで油断しないこと。 ヘッドスネーク部分に致死ダメージを与えてドラッジを撃破する事で、ヘッドスネーク出現を回避できる。 トルクボウが各個体共通の弱点で、直撃させれば耐久値の差や変異性を無視して一撃で倒せることが多いので積極的に狙っていきたい。 ただし素の体力が大幅に強化される終盤のWaveでは、ヘッドショット判定部位を狙わなければ耐えてしまうことがあるので注意。 ドラッジ・ヘッドスネーク(LA LB 175 Points) 頭部が変異したドラッジをキルすると誕生することがあるヘビのようなランベント。 素早く這い寄って来てイミュルシオン放射で攻撃してくることが多いので接近される前に仕留めること。 イミュルシオン放射の際地面が炎上状態になる他、撃破時の爆発も威力が高めなので注意。 余談だが、炎上した地面でのキルは何故かフレイムグレネードキル扱いになる。
https://w.atwiki.jp/gow3wiki/pages/30.html
アンロック要素[武器スキン] [処刑動作] [キャラクター・スキン][COG][レベル・アンロック] [特殊条件でアンロック] [DLCでアンロック] [ローカスト][レベル・アンロック] [特殊条件でアンロック] [DLCでアンロック] アンロック要素 [武器スキン] 武器スキン [処刑動作] 獲得条件に応じて解除 処刑の項目を参照。 [キャラクター・スキン] マルチプレイで使用可能なキャラクターとアンロック方法一覧。 詳しくはキャラクターと敵、DLCの項目を参照。 [COG] [レベル・アンロック] Lv1 Marcus Fenix(マーカス・フェニックス) Lv1 Dominic Santiago(ドミニク・サンチャゴ) Lv1 Damon Baird(デーモン・ベアード) Lv1 Augustus Cole(オーガスタス・コール) Lv1 Anya Stroud(アーニャ・ストラウド) Lv2 COG Gear(COG兵) Lv4 Samantha Byrne(サマンサ・バーン) Lv7 Dizzy Wallin(ディジー・ウォーレン) Lv10 Jayson Stratton(ジェイソン・ストラットン) Lv14 Clayton Carmine(クレイトン・カーマイン) Lv17 Classic Dom(クラシック・ドム) ドムのスキン。 Lv23 Classic Cole(クラシック・コール) コールのスキン。 Lv30 Classic Baird(クラシック・ベアード) ベアードのスキン。 Lv34 Benjamin Carmine(ベンジャミン・カーマイン) Lv45 Civilian Anya(シビリアン・アーニャ) アーニャのスキン。 Lv50 Victor Hoffman(ビクター・ホフマン) Lv75 Anthony Carmine(アンソニー・カーマイン) [特殊条件でアンロック] Superstar Cole(スーパースター・コール) コールのスキン。「MVP」の★★★☆ゴールドメダル獲得。 Classic Marcus(クラシック・マーカス) マーカスのスキン。 「ベテラン」の★★☆☆シルバーメダル獲得。 Richard Prescott(リチャード・プレスコット) 「創始者」の★★☆☆シルバーメダル獲得。 Golden Gear(黄金のCOG兵) 「ウォーサポーター」の★☆☆☆ブロンズメダル獲得。 Cole Train(コール・トレイン) コールのスキン。β特典。 Unarmored Marcus(非武装マーカス):「服務期間」の★☆☆☆ブロンズメダルを獲得。 Aaron Griffin(アーロン・グリフィン):「大金」の★★★★を獲得。 [DLCでアンロック] DLC(11月) Bernadette Mataki(バーナデット・マタキ) DLC(11月) Onyx Guard(オニキス・ガード) DLC (11月)Big Rig Dizzy(ビッグ・リグ・ディジィー) DLC Minh Young Kim(ミン・ヤン・キム) DLC Tai Kaliso(タイ・カリーソ) DLC Recruit Clayton(新兵クレイトン・カーマイン) DLC Thrashball Cole(Limited Edition)(コール・トレイン(リミテッド)) DLC Commando Dom(Limited Edition)(コマンド・ドム(リミテッド)) DLC Mechanic Baird(Limited Edition)(メカニック・ベアード(リミテッド)) 特殊DLC Aaron Griffin(アーロン・グリフィン) 特殊DLC Adam Fenix(アダム・フェニックス) 特殊DLC Commando Dom(コマンド・ドム) ドムのスキン。 特殊DLC Mechanic Baird(メカニック・ベアード) ベアードのスキン。 [ローカスト] [レベル・アンロック] Lv1 Drone(ドローン) Lv1 Grenadier Elite(グレネーディア・エリート) Lv1 Savage Drone(サヴェージ・ドローン) Lv1 Savage Grenadier(サヴェージ・グレネーディア) Lv1 Queen Myrrah(クイーン・ミラ) Lv3 Locust Miner(ローカスト・マイナー) Lv5 Beast Rider(ビースト・ライダー) Lv8 Locust Hunter(ローカスト・ハンター) Lv20 Spotter(スポッター) Lv26 Flame Grenadier(フレイム・グレネーディア) Lv39 Grenadier(グレネーディア) Lv60 Hunter Elite(ハンター・エリート) Theron Guard(セロン・ガード) [特殊条件でアンロック] Golden Hunter(ゴールデン・ハンター) 「Master-at-Armes」のゴールドメダル獲得。 Golden Miner(ゴールデン・マイナー) 「ライフルマン」のゴールドメダル獲得。 Sniper Drone(スナイパー・ドローン) 「ヘッドショット」のブロンズメダル獲得。 Kantus(カンタス) 「メディック」のゴールドメダル獲得。 Savage Theron(サヴェージ・セロン) 難易度インセインのBeastで敗北せずに12ウェーブをすべてクリア。 [DLCでアンロック] DLC General RAAM(ラーム将軍) DLC Theron Elite(セロン・エリート) DLC Savage Marauder(サヴェージ・モローダー) DLC Savage Hunter(サヴェージ・ハンター) DLC Savage Grenadier Elite(Limited Edition)(サヴェージ・グレネーディア・エリート(リミテッド)) DLC Savage Kantus(Limited Edition)(サヴェージ・カンタス(リミテッド)) 特殊DLC Savage Grenadier Elite(サヴェージ・グレネーディア・エリート) 特殊DLC Savage Kantus(サヴェージ・カンタス)
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/529.html
The Gears of Destiny - 託される思い、激昂の闘姫 - ◆gry038wOvE 夜の中学校で二人の成人男性が、角のない丸いカードを配り合う。 桃園ラブは、その姿を横目で見ていた。 ここまで涼村暁が三戦三敗。ムキになってポーカーを続けている。 「……」 暁の手元のカードはハート・スペード・クラブの3と、ハートとダイヤの10。所謂フルハウスという役である。……ここまで、暁は全くのブタやワンペアばかり繰り返していたが、どうやらやっと突きが回って来たらしい。 暁は笑みを浮かべなかった。まるっきりポーカーフェイスで、良い役が来なかったとばかりに長髪の頭を掻く。 「……チッ」 石堀光彦は舌打ちとともにカードを全て交換した。自棄っ八という奴である。 しめしめ……と、暁は内心で思う。 どうやら、ここで派手な勝利を刻めるらしい。負け続けた以上は、そろそろ勝利が来てもおかしくない頃合いなのである。 それが今だった。それだけの話だ。簡単な事である。 「悪いな、石堀。フルハウスだ」 暁が得意げに手元のカードをオープンした。この瞬間、暁はニヤリと笑っていた。 手札をオープンした以上は、最早ポーカーフェイスを続ける意味はない。 勝ち誇ったような暁を前に、石堀は口を開く。 「……悪いね、暁」 石堀の手から並べられる五枚のカード。 それは、運否天賦ではありえないスペードの綺麗な並びであった。 ……スペード、10、J、Q、K、A。ジョーカーを除いたうえでのこのポーカーでは最強のペアである。 「ロイヤルストレートフラッシュだ」 そう、ロイヤルストレートフラッシュが全カード交換で出てくるなどありえない。 暁とラブは茫然と、石堀の得意げな笑顔を見ていた。 (す、すごい……!) ラブが唾を飲む。 (何の意味もなく、突然二人だけでポーカーを始めてる……!!) ラブは、つい、そう心の中で突っ込んでしまった。 ただの井上敏樹の脚本で、よくある始まり方である。 ★ 冴島鋼牙の歩みは、いつもより少し遅かった。 きびきびと動く事ができる彼だが、左腕の負傷に対して、全身に来る辛み、痛み、痺れが通っていたのである。──それは、所謂毒物が回ったような感覚だった。 全身に傷を負ったような重だるさが彼を支配する。一歩一歩が億劫だった。ザルバの心配通り、鋼牙を蝕んでいる何かがそこにはあった。 「到着しました」 花咲つぼみの言葉で、鋼牙はふと我に返った。痛みに思考さえ縛られていたというのだろうか。 目の前を見れば、そこには確かに冴島鋼牙がかつて立ち寄った警察署があった。 本来ならここに来た事がある鋼牙が案内すべきだっただろう。──しかし、とてもそんな事ができる状態ではなかった。つぼみもそれを察していたから、自然と前に出たのである。 警察署には既に灯りが点っており、中に人がいる気配を感じさせる。──いや、実際、孤門一輝がこちらを見下ろしているのが見えた。やはり、まだあの時の警察署の人間たちは離れる事なくそこにいるらしい。 このまま友好的な人間が揃っていけば、それは非常に都合の良い話だ。 現状で友好的と思われる人物は、ここにいる冴島鋼牙、花咲つぼみ、響良牙、月影なのは(名簿上での名前はダークプリキュア)と死者たちを除けば、蒼乃美希、石堀光彦、沖一也、孤門一輝、佐倉杏子、涼邑零、高町ヴィヴィオ、左翔太郎、桃園ラブ、結城丈二。 そのうち、石堀光彦と涼邑零と左翔太郎と桃園ラブと結城丈二を除いた全員が先ほどまでここにいた。そして、良牙たちによると、左翔太郎も、鋼牙と入れ違いにそこに帰った可能性も高いとされる。 残りの黒岩省吾、ゴ・ガドル・バ、涼村暁、天道あかね、血祭ドウコクのうち、少なくとも三名は敵。それに加えて、先ほどの怪人も参加者外だが殺し合いに乗っている。そのように、主催が用意したような参加者外の怪物も現れる事があるらしい。 これで、味方は十名。それだけの人数がここに集まる寸法になる。そうすれば、ひとまず、このマップ上にいる敵に対してはある程度の対策が練れるだろう。 「……やっと着いたな」 「長かった……ですね」 街に辿り着くまでの道というのがずいぶん長かった。島の端から端まで、辿り着くのにおよそ一日。そこにはいくつもの戦いがあった。 ただ、そこはつぼみにとって、一文字が当初指定した「合流場所」であった。 その一文字ももういないが、一文字の言葉を受け取った人──沖一也がいるはずだと聞いて、つぼみは少し嬉しかった。 その嬉しさゆえに、足取りは早くなる。せかせかと、つぼみたちはそこに入っていった。 ☆ 孤門一輝は、ただ一人、会議室でその姿を見ていた。 彼以外は、全員、一度、三十分だけ別室で過ごしている。沖一也は既に制限の説明を受けているので、全くの不要なのだが、研究施設でまだデータを見ているようだ。 ともかく、ここにいた四人の参加者は、全員単独行動をしていた。レーダーハンドの監視によって、少なくとも周囲一帯の参加者の存在が否定され、警察署内部の危険性も薄まった頃で、署内で単独行動を許すのは何となく暗黙の了解となっていたのである。 ……時間にして、十分程度だろうか。 制限解除のための単独行動は妨害され、再び制限解除を行うには三十分単独行動する必要ができた。単独行動中の条件は、「誰にも聞かれず誰にも見られず」との事だったが、いままさに、冴島鋼牙と目が合ったのである。 (……まあいいか。どうせ僕には制限なんてないだろうし) 孤門はそう思った。自分は、所謂、一般人だ。 制限されるほどの能力はない。美希のようにプリキュアになるわけでも、ヴィヴィオのように大人の姿になるわけでも、沖のように仮面ライダーになるわけでもない。 もともと、制限などに関する説明はないだろうと思いながら、彼は少し楽観的な気持ちでそこにいた。孤独というのも、この張りつめた殺し合いの中では、時に悪くないのかもしれない。 広くなった会議室で一人、何もせずに冷たい風を吸い込むのも悪くはなかった。 (彼らを待とう……) 歓迎に向かう途中で美希やヴィヴィオの邪魔をするのも何なので、孤門はぼうっとそこで待っていた。 今は、一人を漫喫したい気分もあった。 姫矢准や西条凪の死に浸る事ができる唯一孤独な時間は、今だけなのだろう。 ☆ 蒼乃美希は、給湯室で三十分の経過を待っていた。 彼女は、残り十分という頃になったら、紅茶かコーヒーでも淹れる予定だった。 これから監視をし続けなければならない人間に、せめてもの労いとして。 美希も、既に一杯飲み干していた。温かい液体を飲み干す、というだけでも少し落ち着く。 それは市販のものと何ら変わりないパックの紅茶だったが、湯気も、香りも、濃くも、閉じ込められた孤島で一人肌寒い部屋に座する少女にとっては、美味に感じられた。 「……はぁ~~~~」 溜息が漏れる。 結局、ラブたちと会うに至るまで、どれくらい時間がかかるだろう。現状で、ラブの所在は全くと言っていいほど、わかっていない。 のんびりとしている時間はないが、焦燥感で肩を張りつめているのももう疲れたらしく、動きたいが動けない状態が、彼女を一番落ち着かせるようになってきていた。 ここで動かずにラブの所在に関する情報を待ち続けるも効率の良い手段かもしれない。 情報伝達は進んでいるし、街エリアには自然と人が集まっている。ラブも案外近くにいるのではないか、と美希は思う。 むしろ、そのため息は、待つしかできない自分が嫌になって出てきたものだった。 (……っと、いけない。『聞かれる』のもダメなんだっけ) 独り言、ため息の類はあまりすべきじゃないと、思い直し、大きく開けた口を閉ざす。 音声によって存在を提示してはならないのだ。少なくとも三十分間は、美希は存在そのものを消したようにしなければならない。 それは、僅かの間だけ死ぬのと同じだった。──わずかな間、誰にも見られず、誰にも聞かれない。誰からも存在を消される。 おそらく、今し方、美希の事を考えている人間は殆どいないだろう。……まあ、突然行方不明になった自分を心配する母、そして父と弟だけだろうか。 そうか、よく考えれば一日外出しているわけだ。母は、きっと父にも連絡をしているに違いない。 (あんまり心配はかけたくないわね……) 現実に、山吹祈里や東せつなは亡くなった。祈里の両親、ラブの両親にどう告げようかと考えると、むしろ帰りたくないとさえ思う。彼らが自分の目の前でどれだけ辛い表情をするかというのを思うと、それを告げるのを避けたい気持ちにもなる。 帰りたくない。 ……ある意味では、この空間への依存。帰りたいが、帰れば帰るで辛い体験が待ち構えているジレンマ。それが今、彼女の中で悲しみと同居していた。 人間によって来る世界、時間軸が異なっているのは理解しており、その結果として、美希が来る世界の彼女らが別人──という事もあるかに思えたが、その可能性は薄いと美希は密に思っていた。 死亡したノーザを呼んだのは、殺し合いに明確な「敵」を作るためであるともいえるが、桃園ラブ、蒼乃美希、山吹祈里の三名の時間軸の差異は、主催側にとってメリットを生み出さない。唯一その可能性があるのは、かつて敵であった東せつなのみだ。 現状で美希は、明堂院いつきと合流したが、いつきは殆ど美希と異なる認識をしているわけではない。 花咲つぼみ、来海えりか……もどうだろうか。彼女たちに関しても、世界線を変える意味は大きくない。こちらも、ゆりに関してはいつきの懸念があったが、他の二人はスタンスを変えるほどの大きな不幸や出来事には巡り合っていない──あるいは、それが美希にとって、遥か未来の出来事ならば別だが。 (帰って終わり……というわけにもいかないのよね) これから先、美希はどう祈里やせつなの失踪を家族に語ればいいのだろう。信じてもらえるだろうか。──プリキュアとしての活動を受け入れてくれた両親も、世界も、異世界で殺し合いに巻き込まれた事を信じてくれるのだろうか。 ただ、死を伝えなければならないのは確かだ。いつまでも行方不明のままにはしておけない。 仮に信じてもらえたとして、我が子の死が全くの異世界で、唐突に起きてしまった両親の気持ちを、どう抑えてあげる事ができるのだろう。 葬式はどう執り行うのか──とにかく、様々な想いが美希のその後を不安にする。 「はぁ~~~~」 それを考えると、悲しむ暇もない気がしてきた。 また、ため息が出てしまう。 ……まあ、制限については、もう大分、楽観的というか悲観的というか、一種の諦観が始まっていた。三十分間待ったところで、どうせ誰も来ないだろうし、どうせ制限は来ないであろう事は、何となく察しがついている。──杏子、翔太郎、沖の三人分の前例はあるが、美希自身にかかっている制限などは全く思い浮かばないくらいだった。 まあ、戦闘力がやや下がっているのは確かだが、それについては杏子たちも現状で抱えている制限だろう。これは制限解除でどうなるわけでもなく、参加者同士の戦力差は縮められている。 三人の場合は、「没収された支給品の獲得」、「今後に関する情報の入手」というもので、戦闘力向上などではないのだ。おそらく、ここで解除される制限の殆どはそんなパターンだろう。でなければ、バランスはこれからも崩れてしまう。しかしながら、美希はそういう物を持ち合わせていないので、平気だろうと思えた。 (残り十九人中、今少なくとも残っているのは……) 美希、ヴィヴィオ、孤門、沖はほぼ確実な生存。 翔太郎、杏子も鳴海探偵事務所の様子を見にいくまでに死んでしまう事はなさそうだ。 一応、六人の生存は確定事項と考えていい。 心配なのは鋼牙のようにここを出た者や、一切合流の気配がない者だ。 (ラブ……) 今回、本当に眠れるのだろうか──と、美希は少し恐ろしい気分になった。眠れそうな気配はないが、流石にそろそろ寝ないとまずい。頭は少しぼーっとしている。以前、プリキュア活動と学校、モデル、ダンスと色々やりすぎて倒れた事があったが、その時と同じく、半端ない眠気がしてくる。 眠気はするが、眠れない──という複雑な状況でもある。 目は瞑る事ができても、判然としない意識をシャットダウンする事ができない辛い状態だ。そうなると、思いもしないタイミングで眠りかねないし、危険な判断ミスをしかねない。……たとえば、身の危険が迫っているような状態でも。 (温かい物を飲むと眠くなるんだっけ? でも、紅茶もカフェインが入ってるから……えーっと、あー、もう、どっちなの!?) 困惑しながら、とにかく色々と考える美希。 眠気で混乱しつつある証だった。 放送まで、まだしばらくはあるが──。 ☆ 高町ヴィヴィオの場合は、鍛練のために備え付けられた一室にいた。おそらくは、誰もがヴィヴィオの居場所を二択で考えただろう。 このトレーニングルームか、アインハルトの遺体がある霊安室の二択。 そのうち、ヴィヴィオが選んだのはこちらだった。──まあ、おそらくは、その可能性が高いだろうと、みんな、何となく察しただろう。まだ幼い少女が、わざわざ親友の遺体のある場所には向かわない。ヴィヴィオならあり得ると思ったが、それでも、やはり、大人でもあまり行きたくはないに決まっている。 それは水入らずで対話できる機会でもあったが、そこに三十分となれば、苦痛も伴うだろう。穏やかな死であれば良いが、後ろから背中を切り裂かれた遺体があまり穏やかな顔をしているわけもない。 (……) そして、今ここで。 ヴィヴィオは、床板に膝をつけ、正座していた。 彼女の母・高町なのはは、時として、剣道場でこうして一人、心を落ち着かせる事があった。それと似ていた。血縁はないが、こういう癖が似ていた。 彼女も目を瞑り、心を落ち着ける。──眠気はあるが、それを掻き消して。 目を瞑っても意識を集中させて、眠りにつかないように心掛ける。ヴィヴィオは、一応、ここに来て間もなく、殆ど意識もなく介抱されていた期間があった。そのお陰か、何とか耐えられる程度には意識が覚醒していた。 (……) 黙想し、自分の世界に浸る。 呼吸のリズムさえ、彼女は気にした。僅かの乱れはすぐにわかる。それが生じたら、また心を落ち着けるよう意識するのだ。 今は、まったく乱れていなかった。 いや、それはかつてこの殺し合いに招かれる以前よりも、落ち着いた心を保てた。 (……) 隣では、クリスが同じく膝を揃えて正座、黙想している。 ハイブリッド・インテリジェントデバイスのクリスは、当然落ち着いていた(とは言っても、ティオならば絶対に落ち着かないので、そこはクリスの性格もあるだろう)。 本来、機械仕掛けであるはずのクリス以上に、呼吸が整い、冷静な心を保っているヴィヴィオ。その効果は、おそらくは一度、臨死体験をした事から生まれている。 ただ、二人は、それだけ落ち着きながらも、それ以上に落ち着いた『今』を欲していた。この『今』を掴む事が、この三十分間の目標であった。制限解除、以上に──そこで自分の呼吸を掴み、自分の気の流れに乗る事が彼女の目的であった。 (……アインハルトさん) 独り言なのか、呼びかけなのか。──彼女は、心の中でその名前を呼んだ。 (アインハルトさんの命を奪った人が、いずれここに来るみたいです) フィリップの言葉を思い出す。 その仇敵に対して、もしヴィヴィオが敵討ちの意思を持っていれば、少しは簡単だっただろう。すぐに、ヴィヴィオの中に在る、僅かながらの恨みや復讐心を絞り出し、爆発させて戦うだろう。 ──しかし、アインハルトの命を奪った人間は、心を入れ替えたというのだ。 ヴィヴィオ自身も、その人が心を入れ替えるのを望んでいたし、おそらくはアインハルトも同じだ。喜ばしい事には違いない。だが、やはり素直に認められない気持ちもどこかにある。許したいが、許していいのかがわからない複雑な気持ち。 アインハルトの遺体を見に行かなかったのは、そこに、アインハルトが受けた「傷」があるからだろう。──それは、かえってヴィヴィオの悩みを強くするに違いない。 その傷を生み出した人間の罪の重さ。それをヴィヴィオ自身が実感してしまう。それが少し恐ろしかったのだ。 (……私も、どんな顔をして会えばいいのかわからないけど、きっと、会ってみればわかる事もありますよね) ダークプリキュアはいずれ来る。 ただ、彼女に対しても──やり方は同じだ。二人の母はかつて、そうしてわかり合った。どんな時も、会ってみなければわからない。 相手の目を見て、名前を呼ぶ事で友達になれる。 もし争う事になっても、拳をぶつけ合えば相手の気持ちを知る事ができる、相手の想いを受け止められる。それは一塊のストライクアーツ選手の勘だ。──その魂がゆえ、ヴィヴィオの胸は震え立つ。 戦うか、戦わないか。すぐに彼女の名前を呼べるのか、戦う事になるのか。……どちらになるのかはわからない。 まずは、相手がどう出るか。 (私、会います。会って、話をします) ダークプリキュア、だった人は──どんな名前で、どんな目をしているのか。 それがわかってから、友達になるか、それとも拳をぶつけ合うのか──知ればいい。 ヴィヴィオは時が過ぎていくのに身を委ねていた。 ☆ 沖一也の目の前で、爆発が起こる──。 そう、それは、まさしく「失敗」だった。山吹祈里の首輪の外周を刃物でなぞり、解除する事ができるのを一也は知った。それから、中の構造を確かめ、どうにかして次の工程に移ろうと、ひとまず首輪の中身を記憶していた時だった。 突如、結構な爆発が目の前で起きたのだ。 一也は、咄嗟に腕を引き、顔の前に組んだ。爆発を起こした首輪の破片が、彼の腕にぶつかる。まだ熱い金属の破片が地面に落ち、ジュゥ……と音を残す。その僅か一瞬の出来事に、背筋が凍る。肝が冷えた。 「爆発、した……?」 特にあの状態からいじってはいないはずだ。何も刺激を与えていないのに、突如目の前の首輪が爆発した事態に、一也は怪訝に思わずにいられなかった。 火力は、破片が一也の天井まで跳ぶほど。台は一也の腰よりも少し下にあるので、二メートルほど飛んで、まだ飛び足らず、天井にぶつかり落ちたのだろう。この小型の爆弾でそんな爆発を起こし、小火も残している。人体ならば、これが首元で爆発すれば無論、即死。 彼は茫然としていた。しかし、爆発物であるのは明示されていたので、得体の知れなさというのは感じなかった。 手がかりが一つ消えた、とそう思ったのであった。──一也は、だんだんと冷静な思考を取り戻していく。 「くっ……なるほど。首輪を外すには時間制限があるのか」 我に返る。 ちょうど、カバーを外してから五分での爆発だったのである。それはおそらく、首輪に刻み込まれたシステムなのだ。──そうのんびりとしている暇はないという事だ。僅か五分で爆発してしまう、というのは少し冷静な動作が強いられる。 中の仕組みはかなり複雑だが、おそらくはダミーとなるコードも複数存在しているように見えた。明らかに不要な部品が多い。いや、もしかすれば一也の理解の範疇を越えた機能が備わっているのかもしれないが、余計な交差をした部品や、明らかに意味のない場所に繋がっているとしか思えないコードがある。 そもそも、一也がもし殺し合いを開く立場になった場合ならば、参加者の重圧と支配ができる首輪にはそうした仕掛けも作るだろう。勿論、それは首輪全てにそんな面倒な仕組みを作れる余裕がある場合のみだが、実際に主催側の準備には妙な余裕も感じられる。 この島自体が、模造された街や、不自然な部屋のある警察署……といった異常なまでに手間のかかる準備がされているくらいだ。実際に常人がこんな事をすれば、何億、何兆円という資金がかかるかもしれない。 一也は、そんな主催側の余裕に対して、五分というタイムリミットでしか首輪をこじ開けられない自分たちの余裕のなさに、ため息を吐く事になった。 (……しかし、この威力で本当に俺たちを殺せるのか?) 一也は、机に触れた。 机上には、熱だけが残っている。殆どこの机が崩壊した様子はない。首輪を乗せていた研究施設内の机は、わりと頑丈だ。爆発物に耐えうる仕様ではあるらしい。机そのものが異常な頑丈さを誇っているわけではない。スチール製の実験台なのだ。 (確かに常人ならば即死……しかし、俺たち改造人間がこの程度の爆発で死ぬわけがない……) それは甚だ疑問であった。 少なくとも、沖一也──惑星開発用改造人間S-1は、この程度の爆発では死なない。それは自覚している。生身で大気圏さえ突破する事ができる改造人間だ。この程度の爆発は、首に大きな衝撃が走った程度にしか思えないだろう。確かに、首の周囲全体からこの爆発が来るという事を想定すればダメージは負うだろうが、スチール製の机よりかはいくらか頑丈にできている体である。 しかし、実際広間では見せしめとして、三名の首が飛んでおり、彼らはいずれも人ならざる物であった。あれだけ丁寧に主催が解説してくれたのだから、一也も勿論爆破によって死亡するに違いない。 (何らかの仕組みがあるのは明らかだ……しかし、今の俺には突き止める事はできそうにないな……破片から何かわかればいいが) ……と、考えて破片を拾っていた時に部屋の外が騒がしくなってきた。 勿論、それは当然の事だ。これだけ派手な爆発が起こった後に、心配しないわけがない。 周囲一帯がほぼ静かな中、この部屋で首輪が爆発したのである。外から見れば、もしかすれば、中で死人が出た事を勘ぐるほどだろう。 一也は、少し冷静な心持になる必要があった。 一也がドアに近づこうとしたが、先に向こうからノックの音が聞こえる。 「大丈夫ですか!?」 声が聞こえる。一也は慌ててドアを開いた。 そこに現れたのは、一也の予想とはまた少し異なった人間だった。 ☆ つぼみ、良牙、鋼牙の三名(と、良牙に背負われているなのは)は、階段を上っていた。 つぼみが先導して歩いているが、目的は会議室だった。彼女も、それがある階を推定していた。灯りが点っていた一室、人影が見えた一室はそこだ。 鋼牙が説明するまでもなく、つぼみは、自ずとその階を目指して歩いている。 「……」 この、微妙な沈黙。 その沈黙を生み出しているのは、鋼牙やなのはの持つ傷の重さではない。 それだけなら、どれほどましか。──最も得体の知れない孤独が、良牙の中に感じられた。 こうして警察署まで来たというのに、全く喜びなどといった感情を表に出そうとはしない。ガミオとの戦闘中に少し離れた時に、良牙の中で何かが変わっているような気がした。 大人の男が持つような孤独を、つぼみより一、二年分年上の良牙が得てきたような、超然とした態度。つっけどんとした態度が、より一層強くなっている。 「……」 つぼみは、いつ彼に声をかけるべきなのか悩んでいた。 なのはを背負いながらも、その背に乗った重量を全く意識せず、とにかく彼は「何か」に対して思いをはせているようにも見えた。 前を見つめてはいるが、それが悲しくも見える。正しく、より強い生き方をしているが、そこには良牙の苦しみがある。 それに口を出す事ができないのは、やはりそれが強さであり、前向きな生き方の一つだからだ。何せ、そうして生きていかなければ人間は成長できず、大人にもなれない。 ──しかし。放っておけない。 過去に縛られる気持ちを、自分の中で殺しているような気さえする。 「……良──」 意を決して、つぼみは振り返り、良牙の名前を呼ぼうとした。 だが、まさにその瞬間だった── 爆音! 今日、何度それを耳にした事かわからないが、かえってそれほど小さな爆音は新鮮にさえ感じられた。つぼみはそこまで詳細には知らないが、実は、彼女の知り合いである雪城ほのかの理科実験が失敗した時、こんな爆音が響く。 室内に閉じ込められているはずだが、外にも聞こえる銃声のような爆音。 その小ささこそが、かえってリアリティのある危険性を示していた。──閉じ込められて、誰かが爆発に巻き込まれたのなら、それはむしろ致死に近づく物である。 「……爆発!?」 それぞれ同じリアクションだった。 勿論、彼らの行動は一つだ。爆心地となった部屋に向かうのである。 三人は足並みを揃えて駆け出した。なのはも、その音に刺激を受けて目を覚ます。 部屋はおおよそ察しが付く。察しをつけたのは、冴島鋼牙だ。 鍛練の中で同時に鍛え上げられていった鋭敏な五感は、爆発が起こった一室を特定する。 良牙がドアを開こうと、ドアノブを捻ろうとするのを、つぼみが制した。 バックドラフト現象という、どういう原理で起こるのかも忘れてしまった現象が頭をかすめたのである。とにかく、あまり咄嗟に開けてしまうのは危険に思った。 「大丈夫ですか!?」 ノックして、相手に訊くところから始まる。 その時、ようやくドアのノブが向こうから回った。 ☆ 勿論、この静寂の中で爆発音が気にかからないわけもなく。 自ずと、研究施設の前に、人だかりができた。つぼみ、良牙、鋼牙、なのはの次から現れるのは、美希、孤門。 それから、少し遅れて、ヴィヴィオとクリスが階段を駆け上って来た。 「うぅ~……痺れた~……爆発があったのに~……」 『(トボトボ)』←ヴィヴィオのまねをしてかたをおとしている 正座をしすぎていたせいでの足の痺れで、ヴィヴィオが歩けなくなっていた。 爆発の音にさっさと向かおうとしていたヴィヴィオを襲った足の痺れは、この時、七人分の視線を浴びるヴィヴィオは恥ずかしさで耳まで真っ赤になり、少し体を縮めずにはいられなかった。 日本ならともかく、あくまで、養母が日本人のヴィヴィオが十分も正座に耐えられるわけがない(日本人ですら危うい)。黙想は恰好だけだったのである。 「……驚かせてしまったか」 しかし、気恥ずかしいのは一也も同じだった。自分の失敗の瞬間に、これだけ大量の人だかりができて恥ずかしくないはずもない。 特に何の心配もない状況ほど、こうして注目を浴びるのが羞恥であった。一也もヴィヴィオもそれを感じていた。 「いや、すまない。……あまり大きな心配はいらないんだ。首輪の解体に失敗してしまって……」 何となく、そんな事だろうとは思っていた美希と孤門は、ほっと胸をなでおろす。 その首輪の威力が心配だったのだ。流石の一也も危険なのではないかと。しかし、どうやらそれが杞憂で、使ってしまったのは時間だけだったと知るや否や、すぐに美希が口を開く。 「……つ、つぼみ?」 ふと目に入るのは、花咲つぼみの姿であった。 彼女は、目をぱちくりさせて少し考えた後、すぐに美希に気づいた。 「鋼牙さん、それに……」 見覚えのある少女がもう一人。 それは、ここにいる全員がある出来事から知っているはずの少女だった。 「……あなたは」 その風貌、間違いなくダークプリキュアと呼ばれていたはずの少女だ。 美希は言葉に詰まった。会話をしていいものなのか、少しの悩ましい。声をかけるのとかけないのとでは、些か障壁のようなものがある。彼女とは一時和解したかに思えたが、それは幻に過ぎなかったらしいのだ。フィリップによると彼女は心を入れ替えたらしいが、その言葉だけで信用できるものではない。良牙が横から口を挟む。 「俺は響良牙だ。そして、こいつは──」 良牙は自分の名前で言葉を詰まらせたと勘違いしたのであろう。 美希と初対面で、自己紹介から始めるべきに思った彼は、すぐにそう口にしたのだ。 ただ、美希は勿論、誰も良牙の姿を注視しているわけではなかった。 「こいつは、月影なのはだ」 そして、その場がどよめき、少し訝しげな表情を見せていた。美希、孤門、一也は眉を顰め、彼女を注視する。 視線が突き刺さるも、なのはは同じ視線で弾き返す。 それは決して相手を威嚇するようににらみつけている意図ではなく、相手に何を問いかければいいのか思案している目であった。 「ええーーーーっ!!」 その気まずい空気をぶち壊すかのようにひときわ大きい声をあげてその名前に驚愕するのは、高町なのはの娘であった。 ☆ 月影なのは──その名前は、明堂院いつきが名付けたものであったが、当の高町なのはの家族である高町ヴィヴィオがそれを了承するか否かは、やや難しい問題であった。 それは高町なのはたっての願いが、遠回りで巡り巡って通じた結果だ。 そんな事は誰も知る由もなく、ダークプリキュアが名を改めた理由も、はっきりとわかるはずもなく、そのドラマを詳細に語れる者ももういない。 明堂院いつきも、池波流ノ介も、勿論高町なのはも死んだのだから。 「月影、はわかるとしても……なんで、なんで……ママの名前が!?」 怒りというよりは、ただただわけがわからず茫然とするヴィヴィオ。 感情に支配される事もなく、頭にハテナが浮かぶばかりだ。隣でクリスも耳を垂れている。 「……いつきを知ってるよね」 なのはは、顔を少し下げながら、暗い面持ちで言った。 ヴィヴィオに顔を向ける事ができない気持ちと、いつきを喪った悲しい気持ちの二つが、目と目を見せ合っての会話を無意識に避けさせた。 誰もが、ダークプリキュアだった彼女と全く違う声のトーンや言葉遣いに奇妙さを覚えただろう。 「はい」 「……彼女が名付けてくれたんだ。友達の名前だって」 高町なのはとダークプリキュアは一切面識がないため、「なのは」の名前に込められた意味は知らない。ただ、花咲つぼみだけは、その花の花言葉もよく知っていた。いつきも知っていたのかもしれない。 友達の名であり、意味の通った名でもある「なのは」。 当人は一切知らないが、ヴィヴィオにとっても極めて複雑な気持ちが宿る。 「……」 ヴィヴィオやフェイトが、「クローン」であった事。 目の前の少女も同じく誰かの「クローン」で、オリジナルが同時に存在してしまった事。 境遇に微かな違いはあれど、彼女はそこに自分を重ねざるを得なかった。 ヴィヴィオとダークプリキュアは表裏一体。──似通った境遇である以上の、責め難さ。 自分自身の影が目の前にいるような気分で、安易にダークプリキュアを責められない部分があった。 ましてや、その「影」さえ過去の事だったというのなら。 「あの時は、ごめん……。許してもらえるかどうかは、わからないけど……いや、許してもらえるなんて思ってはいないけど……あの時の事を、謝りに来た……」 その言葉には深い感情が込められており、だまし討ちを狙っている間さえもそのプライドを折らずに仰々しい口調を貫いたダークプリキュアらしからぬものがあった。 だからこそ、それは確かに「変わった」彼女であると印象付けてしまい、その結果、ヴィヴィオの口を余計に封じさせた。 彼女を許したくなる気持ちが強くなる。 アインハルトを殺した事も、自分の首を絞めた事も、母の名を名乗る事も──全部ひっくるめて。 ……ただ、それ自体はもしかしたら、もっと早く許せたのかもしれないと思った。 たとえ、どんな形であっても、彼女が反省しているのならば、許せたのだろう。 いや、しかし。──何故か、引っかかる。 口調の違いが、かえってヴィヴィオの中で引っかかる形になったのである。 それが、果たしてあの時のダークプリキュアだと言えるのか──。 心まで全く入れ替わってしまったならば、正真正銘全くの別人で、ダークプリキュアという人は、その行動を反省する事もなく逃げおおせたのと同じような気がした。 それは些細な物に見えて、重大な問題であると言えよう。ダークプリキュアの根幹にあった物は、消失したのか、否か──それを知ったうえでなければ、「アインハルトの殺害者」を許す事にならない。 ヴィヴィオは、ぐっと拳を握る。 「……“なのは”さん」 ヴィヴィオは名前を呼んだ。それは、その名前を名乗る事を認めたという意思の表れ。 ただ、それでも「ダークプリキュア」を完全に許しきれない気持ちが、ヴィヴィオの心に靄を作る。 アインハルトの事でも、ヴィヴィオの事でも、高町なのはの事でもない、何か。 それを見つけ出すために、もっと一緒になる必要があった。 「一緒に、アインハルトさんがいる部屋まで行きましょう……」 ☆ 数分後。 霊安室の遺体を、おそるおそる見る人がいた。 それは、月影なのはに他ならない。後ろには、高町ヴィヴィオと花咲つぼみが待機している。彼女によって友を奪われた者と、彼女を許した者──この二人でなければ、バランスが悪かった。 他の誰がここに来ても意味はない。 この二人が揃ってここにいるからこそ、責任を逃れるわけでも、過度の責任に押しつぶされるわけでもないバランスが生まれるのだ。 まずは、暁美ほむらの遺体だった。 この遺体は、ヴィヴィオを“殺す”のに利用したもので、全く死者への礼儀というものを無視した結果だった。 死してなお、人殺しに利用される者の気分は最悪だろう。 なのはは、彼女の腕を握った。そして、祈るように目を瞑った。 アインハルト・ストラトスの遺体は、若干十三歳の少女には惨過ぎる仕打ちが残っていた。 ひっくり返して背中を確認しようとしたが……その時点で、気分が悪くなり、やめる。ひっくり返すには背中を触れる必要があるが、その時点で、傷がわかったのだ。 刃物によって抉れて、ざらざらとした感触だけが残っている。サカナマルによって体の奥まで切り裂かれた少女の痛み。──自分に投影するだけで恐ろしい。 「……」 今度は謝罪の言葉を引き出す事さえできなかった。 遺体の耳は、生者の言葉を通してくれるのだろうか。死んだ人間は、喋る事はできない──それでも、こうして遺体が残っている限りは「聞いて」くれるのではないか。 ふと思って、やはり声に出す。 その遺体の耳元に唇を近づけて、「ごめんね」と、涙混じりの声を一つ。 それは、決して届かないかもしれない。届かないとしても、届くかもしれないならば……。 「あの……“なのは”さん」 ヴィヴィオに呼びかけられて、彼女は振り返る。 「アインハルトさんの命を奪った事……これは責めなくても、もう反省していると思います。この場合、『充分反省する』なんていう事はないかもしれないけど、でも……反省しようとしている事自体は、私も認めます。だから、それについてはこれ以上責めません……責められません」 震える声でヴィヴィオはなのはに告げる。 そう、責めるに責められないのが現状だ。責めたところでどうにもならない。 ダークプリキュアは死んでしまった。憎しみというものは乗り越えられる。──ずっと一緒にいた孤門一輝は、孤門の恋人を殺害した溝呂木眞也の事を殺しはしなかったらしい。 それを聞いて、憎む心だけは持たないようにした。 「私もいつきさんがあなたにあげた優しさを無駄にしたくはないんです。アインハルトさんも、きっと……」 許してくれるだろう、とヴィヴィオは思った。 それでも、何かが腑に落ちない。 今のダークプリキュアの姿には、かつての仰々しく傲慢に満ち溢れた姿が微塵も感じられず、それは彼女の更生の証だろうと思えた。 だが、それこそが変だった。 人の心がこんなにもあっさりと、全く正反対の人格になる事があるのだろうか。──それがあるというのなら、それはかつてのダークプリキュアと同じ人だといえるのだろうか。 その辺りがヴィヴィオの中ではっきりとしなかった。 「……だけど」 そう、わからないなら確かめればいい。 確かめる術はただ一つ。──そう。なのはたちの会話の仕方。 「それでも、決着はつけないといけない。私と一度、戦ってください、“なのは”さん。私はあなたの事をまだよく知らないから、今は──そうしなきゃならないと思うんです」 戦い。スパーリングのような一戦で、彼女は“なのは”を確かめようとしていた。 わけがわからないといった様子で、つぼみが止める。 「な、なんでですか!? 一緒に手を取り合うんじゃ……。それに……! “なのは”は……」 慌てふためくつぼみ。勿論、つぼみはなのはが今、特殊な重病に侵されている事をよく知っている。今は多少元気な姿を見せているように見えても、またいつどうなるかがわからないくらいだ。 「待って。つぼみ」 「なのはさん!?」 止めるのは、“なのは”自身だった。 「やろう、本気の一戦。……私といつきも、そうやってお互いを理解し合った……だから、今もそうして、この子と戦いたい」 彼女が自らの体の痛みを耐え抜いている事は明白だった。 ヴィヴィオは気づかず、つぼみはそれを告げる事ができなかった。……それは、かつて仮面ライダーエターナルと仮面ライダーZXの戦いを止められない時のもどかしい気持ちにそっくりだ。 戦いたくないつぼみには、こうした思考は理解できず、そして何より止めたいものだった。 戦いを止めようとする心さえもエゴの一つであるように、つぼみは思ってしまうのだ。 彼女らを生かすにもまた、戦いという名の毒が必要なのかもしれない。 ☆ ワックスが隅々まで塗り込まれた、木製フローリングの床の上。少し跳ねると、音が鳴る。体育館でバスケットボールをすると、どうしても五月蠅い音が鳴るのと同じで、これは床の性質上避けられない物だろう。 二人は、ぐっと、全身で床を踏み込んでいる。指先で床を噛みしめ、上半身からもその地に立つだけの力を送る。体制、構え……完璧。そのまま互いの目と目を見ながら、一斉に声をあげた。 「セイクリッドハート・セットアップ!」 「プリキュア・オープンマイハート!」 セイクリッド・ハートがヴィヴィオの中に閉じ込められる。ゆっくりと一つになったプリキュアの種がココロポットにはめ込まれる。 ヴィヴィオの体は体格を変化させ、なのはの体は紫の衣装に身を包んだ。 次の瞬間には、二人は全く別の姿になって対峙していた。 大人モードのヴィヴィオと、キュアムーンライトに変身したなのは。 親子対決……といきたいところだが、ここにいるのは高町なのはではなく、月影なのはという全く別の存在である。 一対の戦士が戦う理由は、ただ一つ──「分かり合うため」だ。 ヴィヴィオは、まだ目の前の少女の事をよく知らない。わかっているのは、相手の過去、ヴィヴィオの親友の命を奪った事や、母の名を受け継いでいるという事。心を入れ替えたというが、その想いは果たしてどんな物なのか。 決着は必要だ。 ヴィヴィオの中に蟠りがあってはならない。ヴィヴィオの中に在るこの不満と思しき感情を払拭するには、相手を理解する必要がある。 それを、始める。──“なのは”も受け入れた。 「ストライクアーツ、高町ヴィヴィオ……行きます!」 「月光に冴える一輪の花……キュアムーンライト、月影なのは……参る!」 花咲つぼみが見守る中で、二人は目の前に踏み出した。目の前の相手に突き出されていく拳、それがぶつかる瞬間を見届ける。 なのはの体を流れる猛毒の力を危ぶみながら……しかし、何もできずに。 何故、こんな事をしなければならないのかは理解できなくとも──それでも、止める事はできないままだった。 ☆ 会議室。 冴島鋼牙は、元レスキュー隊である孤門によって、傷の応急的な処置をなされていた。 孤門は意外と手際よくそれを行っている。一見すると不器用そうで──実際その通りではあったが、応急手当に関しては彼も専門としている。 傷口は、勿論、念のためとばかりに消毒されている。が、この毒が一般の傷薬に殺されるとは思えなかった。孤門も、その点においては悲観的だ。たとえ医者であっても、原因不明の痛みや病は手の施しようがない。ましてや、孤門のように、医療に関して詳しいわけではなく、次の作業を医者に任せる架け橋的な存在がそれをどうにかできるわけがなかった。 鋼牙も、そろそろどうにか動かなければならないと思っていた。 「……すまない。不覚だった」 鋼牙はあまり素直に礼を言うのが得意なタイプではない。Thank youではなく、Sorryで感謝の気持ちを表現してしまう。目も合わさず、しかめたままの面持ちだ。これは無礼と言えるだろう。孤門は包帯を巻きながら、全く気にしていない風に返す。 「……いえ」 当の孤門自体、何を謝っているのかわかってない、という感じだ。孤門はとりあえずそう適当な返事をしただけである。包 帯を巻き終えたのを見計らい、鋼牙は立つ。腰に剣を携え、いつもと同じく彼は使命に殉じる事ができる「魔戒騎士」としての歩みをまた始めようとしていた。 死亡までの期限がわからない病に、些かの焦りがあるのは確かだった。 孤門や、そこにいる他の全員に告げる。 「もし、ここに零が来たら伝えてくれ。……いずれ帰る、と」 そうして脇目も振らずに去っていこうとする鋼牙。あまりに自然で、一見すると何の非も見当たらないような動作に、そこにいる誰もが茫然と見送りかけた。 ……が、慌てて一也は立ち上がる。 「待つんだ……どこに行く!?」 「あの怪物のもとだ」 「無茶を言うな、本当に猛毒だったら戦える体ではないんだ……」 「それなら尚の事、時間がない」 鋼牙の言葉はまるで棘のようだった。 一刻も早く、この体内に潜む何かを消し去らねばならない。無茶をやりにいくのではないのだ。これから果たすべき使命がいくつもあるから、こうして何もせずに待ち続け、得体の知れない毒物に侵されるわけにはいかない。──そして、その苦しみを持っているのは自分だけではなく、もう一人いるという事を忘れていないからこそ、鋼牙は進もうとしていた。 その判断は鋼牙自身、適切であると思っていた。 『いや、鋼牙、この兄ちゃんの言う事は間違ってないかもしれないぜ……』 だが、ザルバが鋼牙の意とは異なる判断を下した。いや、ザルバ自身、どちらにしようか迷っていた最中だったが、とどまる方を取るように決めたのだ。 放送までそう時間があるというわけではなく、このまま待つだけの時間はあると思った。安易な単独行動よりは、今はここにいた方がいい。 「様子見という事か?」 『今は何とかなってるだろ?』 「今はな。いつどうなるかもわからん」 冷静に見えて、内心では少し逸る気持ちもある。毒というのは、気づいた時には急激にその体を蝕むものだ。だからこそ、鋼牙はザルバの言葉を無視して、なお会議室の出入り口に体を向けたままであった。 だが、少しだけ迷った後、それを押し切るように進行方向を変え、乱暴に椅子に座った。 流石の鋼牙にも、言い知れない焦燥感が生まれていた。 ☆ 激突──。 ヴィヴィオの右掌がキュアムーンライトの胸へ。 キュアムーンライトの拳がヴィヴィオの顔を捉え、真っ直ぐに延ばしている所へと、ヴィヴィオの掌が一瞬早く到達した。 時が止まったか、ゆっくりでも進んでいるのか──それさえわからない一瞬の隙。空気は揺れ動き、波を作ってキュアムーンライトの体を押し出す。 そこで初めて、それが一撃として機能する。 「ぐぁっ……!」 そう、確かな手ごたえ。 ストアライクアーツをやってきた少女が何度も身に宿してきた快感が、また腕を伝って脳に行き届いた。この高揚感、この楽しさ──それは確かにストライクアーツだった。 キュアムーンライトは後方宙返りし、両足をついて地面に着地する。しかし、まだバランスは保たれていない。 そこへ、もう一度、ヴィヴィオが踏み込んだ。 「リボルバー……ッ!!」 地を蹴り、空で上体を捻る。空中からキュアムーンライトの上半身に目標を定める。 体を更に捻ると、足元は自然と前へ出た。 なのはは、顔の前で静止するヴィヴィオの全身を見上げた。高すぎるジャンプ力で、次の一手が始まろうとしている。 「スパーーーイクッ!!」 ノーヴェが放つ技と全く同じ、おそらくは彼女から受け継がれた技。 ジェットエッジがないため、所謂名前と形だけの技だが、当たり所が良ければ相手の体力を大きく削る事が出来るとび回し蹴りだ。 しかし、その直前に、キュアムーンライトは一瞬にして姿を消す。ヴィヴィオの脚が宙を掠めてるなり、彼女が姿を消した先がわかるようになった。 ──ヴィヴィオの上。 キュアムーンライトは、落下しながら蹴りを叩き込もうとするヴィヴィオに対して、回避運動として真上に跳躍したのである。アーチを描くように、ヴィヴィオの真後ろへと着地。 そこから、キュアムーンライトは拳を突き出す。 「はぁっ!!」 キュアムーンライトの拳もまた、確かにその感触を確かめていた。 「あーーーーっ!!」 拳はヴィヴィオの背中に殺到。バランスを崩して、転がっていく。 どんがらがっしゃん、と。 数十キロのダンベルが台から落ちるも、その下で巻き込まれたヴィヴィオは無事だ。つぼみとしては、その轟音だけで心臓が止まりそうになるほどたったが、今のヴィヴィオの体は鋼のようだと言っても過言ではない。 必殺技を華麗に回避し、真後ろから次の一撃を放つ彼女の戦闘力の高さに驚きながらも、転がった先でヴィヴィオは高揚感に打ちひしがれていた。 そう、これだ──。相手も決して弱くない。手加減抜き。これでこそわかる。 「……っく、いたたたたたたたぁ……」 流石にソニックシューターのような技は、この場ではつぼみを巻き込むし危険だ。 手加減抜きとはいえ、考えながら相手を倒す方法を考えねばならない。 埃を払うように足を叩く。そして、再び腋を締めて構え、ムーンライトに目を送る。 その瞳は、不思議と笑顔に溢れていた。 「次ッ!!」 そう高らかに叫ぶと、またヴィヴィオは惜しげもなく前に出る。 彼女は相手の攻撃を恐れずに前に出て撃ち込むカウンターヒッターだ。ここで倒れてもまた前に出る。 相手の出方、相手の戦法、相手の思いを受け止め、それを学習して戦闘する。 ヴィヴィオもすぐにムーンライトの戦闘の仕方を理解する。ダークプリキュアの時とあまり大きくは違わない。 おそらく、相手方は身軽で華麗、余裕を持った無駄のないファイトスタイルを使っている。少なくとも、今までは──。 しかし、そのファイトスタイルを切り崩すのがまず最初にやるべき事だ。 相手に余裕を持たせない。ヴィヴィオのスピードを活かして、相手の感情を高ぶらせる。 それで、初めて相手の本当の感情が拳に乗ってくる。ヴィヴィオ、前進──。 (──喰らえぇっ!!) 距離が縮むと、魔力を込めた右腕をムーンライトの顔に向けて放つ。 それもムーンライトは疾風のようなスピードで回避。ムーンライトの左頬を掠める右拳。 右腕を強く引き、左足を上げる。 「はぁっ!」 次の動作を見越したうえでの突撃だ。 ムーンライトの回避は、今回真横に体を傾ける事で成功している。 だが、その時の回避の勢いを利用するのだ。ムーンライトの右目の横に一瞬できた「死角」から魔力を込めた左足が現れる。 弾丸のような左足の魔力がムーンライトのもとへ、引き込まれていく。 「なっ!?」 それはムーンライトにとっても予想外だ。 咄嗟に顔を守ろうと出てきた右手が縦になる。そこへ魔力の込められた左足が叩き込まれる。その足技が骨に響く。腕の付け根まで電撃のような感覚が走り出す。 手ごたえがあった。音も、乾きすぎてもおらず、湿り気もない、見事に決まった時の快音だった。 そこからまた、引いた右拳をムーンライトの顔の前に突き出す──。 「……っ!!」 思わず、顔をガードすべく両腕を顔の前に組んでしまうムーンライト。 しかし、その組んだ両腕の前を、ヴィヴィオの右腕が横断──ヴィヴィオの右腕は、真っ直ぐにその顔に叩き付けられると見せかけ、カーブを描いて転回したのだ。 いや、動いているのはヴィヴィオの右腕ではない。 ヴィヴィオは、全身を動かすための勢いをつけるために右腕を前に出したのだ。 「はぁっ!!」 ヴィヴィオは、彼女の眼前で跳んでいた。全身で螺旋を描くような廻り跳び。──次に来るのは、回し蹴りか。 それに気づいた瞬間、慌ててムーンライトは体を切り崩すが、その瞬間には、空中で一回転したヴィヴィオの左足はムーンライトの首に巻き付いていた。髪を巻き込みながら、ヴィヴィオの長い脚はムーンライトの首を半周する。ムーンライトの首をその長い脚で締め付けたヴィヴィオは首輪の冷たい感触を感じていた。 そのまま、自由落下に任せ、ヴィヴィオが直立に着地──するならば。 「うわっ……!」 ──当然、ムーンライトの体は立ってはいられない。その瞬間の音は筆舌に尽くしがたい。顔を打ち、胸を打ち、腹を打ち、足を打つ。全身が床板に叩き付けられ、倒れる。 無論、それですぐに立つ事ができる状態ではなかった。 ムーンライトの体の中で痛みや体温が高まっていく。……それは、病人の限界だった。 ヴィヴィオの本気にノックアウト。今はひとたび水を飲みたい気分だったが、それも許されない。 「決まりっ!」 その一撃を浴びせたヴィヴィオは、そのままバックステップで数歩後退する。 ダウンした相手に追い打ちをかけるのは、武道家としてのルールに反する。どんな時もフェアプレイがストライクアーツをやる者の信条である。 ゲームが終わるのは、カウントテンでも起き上がらないような状況の時。 いや、しかし。ムーンライトは立つと、ヴィヴィオの武道道としての勘が告げている。 「……はぁ……はぁ……」 そして、朦朧とした意識で一人立つのは、キュアムーンライト。やはりヴィヴィオの睨んだ通りだ。彼女はそう簡単にやられるような人間ではない。 いや、こここそが始まりだ。彼女もここからは本気で来る。違いない。 「……っく、なかなかやるな」 その予感通りだった。ムーンライトは立ち上がった。 その言葉や、敵を強く睨みつける表情は、かつてのダークプリキュアの姿を、ほんの少しでも重ねさせた。 「この言葉遣いは……!」 つぼみは戦慄する。まさか、今の衝撃で、どこかに眠っていたダークプリキュアが覚醒したのではないかと。 彼女の中に在る闘争心や憎しみを刺激してしまったのではないかと。 「……だが、楽しい。……いつもこんな事をやっているなんて、羨ましい奴だな」 そんな不満をよそに、彼女はそう言って笑った。 その笑みは、人形の瞳ではなかった。屈託のない、人間の少女の表情だった。 まるで不作法な不良娘のような口調であったが、いや決して、悪い人間の笑顔ではなかった。 「誰でも練習すればできますよ。魔力はないかもですけど……代わりに、プリキュアの力が……。でも、うーん……競技上、ありなのかなぁ……」 「……興味がある。ここから帰ったら、少し話を聞かせてもらおうか」 ヴィヴィオだけは、わかっているようだった。 なのはの口調が、ダークプリキュアの時に戻っている理由にも。 (どういう事……? まさか……) 傍観していたつぼみも、ふと思い出した。 それはまさしく、他のプリキュアたちが行ったハートキャッチミラージュの試練に似通っていた。鏡の中に在る己のコンプレックス、裏面、劣等感、弱さとの戦い。 (最初から消えていたわけじゃなかったんですね……なのはは、プリキュアであるために押し込めて……) 彼女の強さ、彼女の弱さ。──それは、しっかりと向き合っていくべきものだ。自分の中の弱さを抱きながら、それを糧に成長していく事だってできる。 繊細で引っ込み思案なら、そのぶん傷つく痛みを知って優しくなる。悪に手を染めた人間なら、悪の道を突き進もうとする若者の気持ちを汲んで、変える事もできるだろう。 月影なのはとなった彼女は、ダークプリキュアとしての全てを切り離したわけではないのだ──その感情とも向き合って生きて、それで強くなっていかなければならない。 (……眠っていたんですね、なのはの中にも影が) なのはは、自分で気づいていないのか、それとも必死に押し込めていたのかわからないが、自分の中にまだ『ダークプリキュア』を眠らせていたのである。 それにつぼみは気づかなかったのだ。 なのは自身も、それを周囲の人間にも自分にも隠し通すストレスを振り払ったらしい。 直感的に、その気持ちよさを理解しているのだろうか。 「二人とも……! む、無理せずに頑張ってください! フレー、フレー! 二人とも!!」 確かに、なのはの口調は、つい先ほどまで、本来の彼女と全く異なった清楚で穏やかな物だった。父親の愛を早くに獲得していたならば、ああいう口調が自然だったのかもしれないし、彼女の中の優しさが口の中を通り抜けていた。 しかし、自己の存在や父性に悩み、ダークプリキュアとして行動していた過去もある。その時間がある。彼女の心は、時間は、あの言葉はどこに消えたのだろう。それは彼女自身の弱さであり、いずれ克服すべき物であったかもしれないが──消えてはいないのだ。 心の中で、かつての彼女のような気持ちが『消さないで』とささやいていたのかもしれない。──そう、それはつぼみ自身の引っ込み思案で内気な心が、かつて語り掛けたように。 彼女の気持ちは今、彼女の中で覚醒しているのだ。 「行くぞっ……! ヴィヴィオっ……!!」 ヴィヴィオは、ムーンライトのその姿を見て、思わず笑みをこぼした。 明堂院いつきがキュアサンシャインになる時、その言葉は変わった。それと同じように見えた。 表に出ている自分と、仮面の下にある自分は表裏一体。──いずれも自分自身。 「はいっ!」 被っていたペルソナを破壊した、理性のない本心が飛びかかってくる。悪役のような口調でもあるが、それは確かに、彼女自身の持つもう一つの感情を体現していた。 これも彼女が彼女らしくいる為に消してはならない物なのだ。彼女は、自分自身が変わった証として、その乱暴な言葉をおしこめていた。それがいつか、消えるまで──おそらくいつか消えるものだろうと思っていたのだ。 しかし、時折、彼女自身の表に出ない思考は、「ダークプリキュア」の時と同じだったのだろう。 「はあああああああああああああああああっっ!!」 今は一切の嘘偽りなく、彼女の中の想いがぶつかってくる。 ヴィヴィオは、真っ直ぐに自分のもとへと吸い込まれてくるパンチを前に両腕を開き、翳す。 「梅花──っっ!!」 沖一也より教わった梅花……の真似事。 梅の花は真っ直ぐな拳を包み込み、やがて緩和する。しかし、いくら学習能力が高くとも、その要領を一昼一夜で掴む事ができないヴィヴィオは、クリスの防御特化の性質を活かして、魔力で敵の攻撃を封じ込めながら、梅花の型を発動していた。 「なっ……!? ……くっ。だがっ!!」 防御の姿勢をされたからといって、ムーンライトもその一撃を今更ひっこめる気はない。 月光に冴える花のパンチを、梅の花が包み込む──それは異様な光景であった。 「はああああああああああああああああああああああああああっっ!!」 「はああああああああああああああああああああああああああっっ!!」 相手を倒そうと──炸裂。 技を防ごうと──爆発。 二つの技は、一つの青白い光となって爆ぜる。直後には埃のような煙が二人を包んでいた。つぼみが見届けるべき勝敗も、ひとたび風の中に消える。 どちらが勝ったのかは定かではない。 否、この瞬間に勝敗が決したのか否かも判然とはしていなかった。 しかし、だんだんとその薄い霧は晴れていった。 「くっ……!」 ムーンライトの姿が見える。 ムーンライトは周囲を見回しながら、敵の居所を探っていた。──真横から見ているつぼみには、ヴィヴィオがどこにいるのか、すぐにわかった。 おそらく、ぶつかった直後に出た煙幕そのものが、ヴィヴィオの魔力の残滓によるものなのだ。この空間には破壊された物が一切なく、煙が現れる事などありえない。ムーンライトの攻撃を防御するために放出された魔力が宙を漂い、埃を巻き込んで視界をぼやけされているのである。 それならば、初動はおそらく、魔力に精通したヴィヴィオにある。 「はあああああああああーーーっっ!!」 そして、ヴィヴィオがいるのは、────上だ。 右腕と表情以外、ヴィヴィオの体の全ては脱力状態だった。 空中でまた、右腕だけを退いて、パンチの体制に入っている。 それをムーンライトが、掛け声を聞いてようやく目視する。──回避行動が間に合わない。 ヴィヴィオの体が近づいてくるのを、ムーンライトは敗北を確信しながら見つめ続けるしかなかった。 (これで、あなたの罪が清算できるのか、わからないけど……!) 放つのは、そう──共に戦ってきた親友の技の真似事。 彼女の断空をそのまま真似する事はできないかもしれない。しかし──彼女と共に水場で訓練した時のあの感覚を思い出す。 研ぎ澄まされた五感が、真下のムーンライトに当たるタイミングで振り下ろす。 (“なのは”さんを恨むなら、この時……これが最後……! だから……!) ヴィヴィオの体が回転していく。 「 聖 」 ──脱力した静止状態から 「 王 」 ──足先から下半身へ 「 断 」 ──下半身から上半身へ 「 空 」 ──回転の加速で拳を押し出す 「 拳 ──ッッ!!」 目の前の少女がかつて奪った命の分の重さは、ムーンライトの胸部にぶち当たった。それだけで充分な痛みが伝わってくるが、二次的に閃光とともに、熱い魔力の残滓がなだれ込むようにムーンライトの呼吸を乱す。 全身が圧迫されるような感触とともに、ムーンライトの体でプリキュアの衣装が燃え尽きていく。胸元をはだけ、スカートが風に消え、服が生々しく破けて肌が露出されていく。 胸元と下半身は大事な部分だけは露出しないように綺麗な感じで破け、ムーンライトは地面に落ちた。 「プ、プリキュアの衣装って、……大ダメージを負ってもあんな風にはならないと思うんですけど……」 『It’s in the specifications.(仕様です)』 マッハキャリバーの冷静な一言に納得しそうになるが、考え直して、つぼみはすぐに返す。 「い、いや……そんな仕様ではないはずで……!」 『This time only.(今回だけです)』 細かい事は気にするな、とばかりにマッハキャリバーが言った。 ☆ 「ありがとう……ございました……っ!!」 子供の姿に戻ったヴィヴィオが挨拶したのは、倒れたなのはの眼前だった。 そんな近くにまで来たのは、彼女に手を差し伸べる為だった。倒れ、起き上がる気力を失っている彼女に向けて右手を差し出す。 「……はぁ……はぁ……」 ぼろぼろの胸元を隠しながら変身を解く。流石に変身前の衣服までは変わらなかった。 なのはは差し出された右手に重ねようと、右手を前に出す。 「ありがとう、ござい……」 戦いの後の挨拶。──それは基本だが、その後に言葉が出なかった。 いや、言葉を出す事はできるのだが、その言葉を言い終える直前に、彼女にとって意外な事が起きてしまった。 右手を前に出すと同時に、上体が真後ろへ倒れたのだ。 頭の中が真っ白になり、視界がぼやけ、自分が何を言いかけていたのかさえ忘れ去った。 ──倒れる。 ただ、後頭部がフローリングの床に叩き付けられて大きな音を出すまでに、その事だけは考える事ができた。 ☆ なのはの顔は酷く紅潮し、大量の汗に溢れていた。苦痛にゆがみ、息も切れ切れ。 戦闘後のただの疲労には思えない。──そう、これは言わば高熱を患った人間の姿だ。 それも非常に危険で、この状態で彼女が戦っていた事実にヴィヴィオは愕然とする。 つぼみが、少し口惜しそうに言葉を開いた。 「なのはは、この前の戦いから……少し、調子が悪くなっていたんです」 「そ、そんな無理までして……」 慌てるヴィヴィオだった。自分が事情も知らずに彼女を戦いの場に借り出してしまった事が原因なのかもしれないと、責任を感じているだろうし、同時に自分の体調よりもヴィヴィオの要望を聞いた彼女の愚直さに辟易しているようだ。 しかし、そんな、どう声をかければ迷うヴィヴィオに対して、その少女は優しい笑みを浮かべた。 「いいんだ……ヴィヴィオ、今の試合、楽しかっただろう?」 ヴィヴィオは、それを訊かれて少しだけ躊躇った。 楽しかったのは確かだが、それをこんな時に言っていいのか、……迷ったが、やはり、嘘はつけなかった。 「……はい」 今の試合は、アインハルトとの戦いの時に感じたあの高揚感を再び蘇らせていたのだ。 本気と本気、それぞれの全力全開がぶつかり合って、それが心を伝え合ってくれる。 それを確かに感じさせる一戦だった。かつてダークプリキュアであった人の素直なパンチが自分の前に突き出されるたびに、心にも刺激を受ける。 楽しい。 そう感じられるのは、決して嘘偽りがなく、悪意や手抜きも許されない戦いだったからに違いない。 「私はそれでいい。ただ人形のように生きるより、自分で楽しい事をして終わるなら……これでいい……いや、これ『が』いいと思うんだ……」 人形だった少女は、人間になれた。それはもっと前の話だったが、確かに今、何の隠し事も封印もなく、ただ素直に優しく生きられた時、本当に最高の人間になれたのだ。 穏やかであるだけが、人間ではない。 何にも媚びず、ありのままの自分で人と向き合う事ができる自由を持ってこそ、彼女は人間になれたのだ。 「つぼみ……。私はプリキュアになれたんだな……」 「はい……。自分自身の弱さと戦って、認めて、進んで、変わって、強くなって、優しくなって……あなたは……立派なプリキュアでした」 ……そして、人間だけではなく、本当のプリキュアになる事もできた。 わずかな間でもプリキュアとして共に戦えたこの時が楽しかったのである。 「……じゃあ、友達として、プリキュア仲間として、最後に一つだけお願いだ……」 なのはは、つぼみの目を見て、最後に一言── 「殺し合いじゃなくて、互いに生かし合えるような未来の為に……!」 ──彼女の心に生まれた、新たな願いを告げる。 「この戦いをぶっ潰して……!」 目を開ける事もなく、何も言わなくなり、人形のように消滅してしまう事もなかった。 ほんのささやかな、小さな幸せを得る事ができた、一人の人間の亡骸がそこにあった。 ☆ 彼女はその場では、最後まで仮の名前でい続けた。 月影なのは。──友達から授かった名前は、遠く繋がっている一人の少女と同じだった。その名前は悪くない。 しかし、忘れてはならない。 彼女に、『絶対』の名前を付けようとしたたいせつな家族がいる事を。 七歳の純粋な少女のような心に退化しながら、体に強い傷を負いながらも──大切な妹のために、最後にその名前を決める未来を描いた少女の事を。 これからは、小さな幸せではなく、もっと大きな幸せを待たなければならない事を。 ……ふと、誰かが後ろから声をかける。 ああ、そうだ。この人が名前を呼んでくれる。 その名前を聞かなきゃならない。本当の名前を決めてくれても、これまでの名前と合わせて大事にする。 ああ、聞こえる。素敵な名前が。……いや、少しセンスがずれているような気がする。意外とおかしな名前をつける人だと思えてならない。 この名前と一生付き合っていくのは少し、うーん……。 ……いや。 それでもいいか。 そこに名前がある。命に一つの名前がある。それが「個」である証だ。 それが嬉しい。私はクローンじゃない。一人の人間なんだ。 本当のその人に、それを認めてもらえた事が嬉しいんだ。 だから……。 ……名前を、ありがとう。 【ダークプリキュア/月影なのは/****@ハートキャッチプリキュア! 死亡】 【残り17人】 ★ ──主催側の人間は、間もなく終わろうという一日に、息をついていた。 「また死んだ、か……」 また、一人画面上で死んだ。 ダークプリキュア……マーダーとして殺し合いに投入されたが、結果的にスタンスが二転三転。このゲームの中でも、特に高いドラマを持った少女だっただろう。 しかし、残念ながらもうそのドラマは終わった。 「少しずつペースは下がっていたんだが……」 もう終わるまでに一時間もなく一日目が終わる頃だ。残る参加者は十七名。この放送区画では四人しか死者が出ておらず、主催に仇なす者もだんだんと集合を始めている。 それ自体は、わりと吉良沢にとっても都合が悪くはない展開だった。都合が悪いのはダークプリキュアが死んだ事。それは、非常に残念だった。彼らの力となれる存在となった後であるゆえ、以前までの厄介者とは別人になった彼女がこうして死んだ事実は少し重い。 しかし、報いでもあると思った。 だから、吉良沢は彼女の死をそこまで気にしなかった。 そして、今は、そんな殺し合いの状況以上におかしい、一つの不自然に直面していた。 (これはどういう事だ……?) 吉良沢の手元にある貝殻が、どういうわけか、“透けて”いたのである。 まるでこれから存在が消えていくかのように、吉良沢が憐にもらった貝殻は空気や周囲の色との同化を始めたのだ。重みも、質量も消えていき、微かな色だけがそこに残っている。 それは吉良沢にとっても大事な貝殻だったが、それが消えていく事で平静を忘れるほど子供ではない。 吉良沢自身、何故それを持ち続けているのかさえ、心の中では判然としていないくらいなのだから──。 今は、むしろそれが消えつつある現状への疑問、懸念の方が優先された。 (……まさか!) あらゆる可能性を考えた末に、吉良沢の中に一つの仮説が生まれる。 そして、それは吉良沢にとっても、最も恐れるべき仮説だ。 何より、気づいてはならない未来なのかもしれない──。 (……僕がここに来た理由、それも含めて、探ってみる可能性がある) 貝殻が消滅している理由はわかり始めていたが、非戦闘員であるはずの吉良沢までが主催側に連れてこられた理由なども含め、色々と探るべき事が生まれてしまった。 とにかく、ひとまず彼は、自分と同一の能力を持つある人物に接触する事を考えた。 (監視の目はあるが、とにかく美国織莉子に接触しよう) 予知能力、そして自分の世界の破滅への抵抗。 その二つの条件が重なる美国織莉子──彼女との接触が、今の吉良沢が真っ先にすべき行為であった。 時系列順で読む Back 赤狼Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - 投下順で読む Back 赤狼Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back のら犬にさえなれない(後編) 孤門一輝 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back のら犬にさえなれない(後編) 高町ヴィヴィオ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back のら犬にさえなれない(後編) 沖一也 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back のら犬にさえなれない(後編) 蒼乃美希 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 孤独も罪も(前編) 左翔太郎 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 孤独も罪も(前編) フィリップ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 孤独も罪も(前編) 佐倉杏子 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 孤独も罪も(前編) 結城丈二 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 孤独も罪も(前編) 涼邑零 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 赤狼 花咲つぼみ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 赤狼 ダークプリキュア Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 赤狼 響良牙 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 赤狼 冴島鋼牙 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 赤狼 ン・ガミオ・ゼダ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back ラブのラブレター! 驚きの正体!? 桃園ラブ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back ラブのラブレター! 驚きの正体!? 石堀光彦 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back ラブのラブレター! 驚きの正体!? 涼村暁 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 双大将再会 血祭ドウコク Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 挑戦 ゴ・ガドル・バ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back Pに翼/Place~ 天道あかね Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 「Wish」 レイジングハート・エクセリオン Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 「Wish」 吉良沢優 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - Back 壊れゆく常識 美国織莉子 Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - 呉キリカ Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 - ガルム Next The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 -
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/187.html
シヴィル・ウォー(CIVIL WAR) (クロスオーバータイトル、シリーズタイトル、翻訳本タイトル) オリジナル出版:2006年3月〜2007年2月 概要 シヴィル・ウォーはマーベルコミックの大型クロスオーバーのタイトル。 メインタイトル"Civil War"は2006年3月〜2007年2月(全7話)で、2011年9月にはヴィレッジブックスから翻訳版が出版された。 数多くのタイ・イン誌、派生作品も出版されている。 あなたはどちらの側につくか? "Whose side are you on?" 内容 メインテーマは"Whose side are you on?"、すなわち「あなたはどちらの側につくか?」である。 若手ヒーローチーム"ニューウォリアーズ"とヴィランとの戦いで一般人に大量の死傷者が出たため、アメリカ政府は「超人登録法」を可決。 これはスーパーパワーを使ってヒーロー活動をする者に登録を義務づけるものだったが、同時に正体を明かすように迫ることを意味していた。 この法律を巡ってアメリカのヒーローたちは賛成派と反対派の二つに割れ、南北戦争(=The Civil War)以来の内戦を巻き起こす。 メインタイトル"Civil War" メインタイトル"Civil War"は「超人登録法」肯定派のアイアンマンやS.H.I.E.L.D.たちと反対派のキャプテン・アメリカの戦いを描く。 そしてスパイダーマンの判断の変遷と孤独な戦い、二つに分裂したファンタスティック・フォー、その中でも夫婦でありながら陣営を違えたリードとスーなどの姿などが描かれる。 (CIVIL WAR#1,2006) オリジナルカバーは表裏がつながった見開きで。 翻訳版 タイトル:CIVIL WAR 出版:2011年9 月、ヴィレッジブックス 価格:3200円+消費税 翻訳版はこのメインタイトル7章を収録。 登場キャラクター112人の3行解説、本文の注釈を掲載した別紙つき。 ヴァリアントカバーも収録されている。 シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ ヴィレッジブックスより、シビル・ウォー クロスオーバーシリーズと題し、通信販売のみでタイ・イン誌の翻訳版を販売されている。 派生作品 Road To Civil War、クロスオーバーへとつながる直前のストーリー The Amazing Spider-Man #529-531 New Avengers Illuminati Special #0 Fantastic Four #536 537 関連作品 以下の関連作品以外にも、数多くの準クロスオーバーとも言うべき作品が存在する。 Civil War #1-7:メインタイトル。翻訳版あり。 Amazing Spider-Man #532-538:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Wolverine #42-48:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 She-Hulk (2nd series) #8 Civil War Front Line #1-11 Thunderbolts #103-105 New Avengers #20-25:「ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー」で翻訳。 Fantastic Four #538-541 X-Factor #8 9:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Cable Deadpool #30-32:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Civil War X-Men #1-4 Daily Bugle Special Edition Civil War Civil War Young Avengers Runaways #1-4 Black Panther #18, 22-25 Ms. Marvel #6-9 Heroes for Hire #1-3 Civil War Files Captain America (5th series) #22-24:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Iron Man #13 14:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Civil War Choosing Sides:数人のキャラクターの選択を描くワンショットの短編集。 Punisher War Journal #1-3:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Moon Knight #8 Blade #5 Civil War Battle Damage Report Civil War Files Civil War Opening Shot Sketchbook Civil War Poster Book Civil War The Confession:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Civil War The Initiative Civil War The Return Civil War War Crimes Fallen Son The Death of Captain America Ghost Rider #8-11 Iron Man / Captain America Casualties of War:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。 Marvel Spotlight Civil War Aftermath Marvel Spotlight Captain America Remembered Winter Soldier Winter Kills:「シビル・ウォー クロスオーバー・シリーズ」で翻訳。